かんずりのフタ

「かんずりって何?」
「かんずりはどうやって食べるの?」



こんにちは^^「新たな調味料に目がない」発酵食品勉強中の主婦Maiです♪

「かんずり」を食べた芸能人が、「これは美味しい!」って絶賛してるみたい。きっとあなたも、かんずりが気になったからこの記事に辿りついたんですよね♪

「ありがとうございまーす」

しかし、私はかんずりの存在すら知らなかったんです…。

ちょと待てよ!」(キムタク風)あ!帰らないでね><

でも、かんずりに興味はあるのでコツコツと調べてみましたよ。なので、きっと満足して頂けると思います^^

私が調べた内容は、こちら♪

  • かんずりとは?
  • かんずりの作り方って?
  • かんずりってどんな味?
  • かんずりの使い方と活用法とは?
「知りたかったのはコレ!」ですよね^^

では最初に「謎の調味料かんずりとは?」についてお話していきますね!




伝統調味料のかんずりとは?

前にテレビで、かんずりが紹介されていたみたい。それすらも知らなかった私…。日本には、色んな種類の調味料があるんだね^^

ホント勉強になるわ~。」と感心してる場合ではありません!

それではさっそく、かんずりについて説明していきますね^^

「かんずり」とは、もともと新潟県妙高(みょうこう)市や上越(じょうえつ)地域の各家庭で作られてきた「唐辛子漬け」のことを言います。


かんずりと鍋

「かんずり」って、名前も珍しいですよね。ちなみに、漢字で「寒造里」や「寒作里」と書かれます。

このことからも分かりますが、名前の由来は「かんずりが寒い時期に作られる寒作り」からきているのです。

なるほどね…。ここでかんずりに出会わなかったら、ずっと知らないままだったかも^^;

新潟に親戚も友人もいないからなあ。お土産も貰えないし。(さみしい~)


では、話を戻しまーす♪

各家庭で作られてきた唐辛子漬けを「全国に広めたい!知ってもらいたい」と思ったのが、「有限会社かんずり」先代社長の東条邦次さん。

この方が、かんずりを商標登録し社名にもされたんですね。

分かりやすい社名で良いと思います!(上からすみません…)こうやって商品化してくれたおかげで、馴染みがない人でも手軽に味わえるようになったんですね。ありがたい話です~><


というわけで、つづいてのお話はかんずりの作り方についてです。

仕上がるまでに年月もかかり、かんずり1本に寒い土地ならではの技(ワザ)が込められているんです。しみじみ…。

それでは、一緒にかんずりの作り方についてみていきましょう^^

かんずりの作り方は奥が深い!

かんずりとは(食べ方 使い方)02

寒い地域だからこそ誕生した、唐辛子の調味料。その名もかんずり!唐辛子は、体の芯まで温めてくれるからポッカポカ♪

ところで、かんずりの原材料って知ってます?これがまた、シンプルイズベスト!
  • 地元の唐辛子
  • 糀(こうじ)
  • 柚子
  • 食塩
なので、添加物は一切なし。ずっと愛用したい人には、嬉しい情報ですよね^^

そして、柚子が入ってるんですね。てことは、柚子こしょうに味は似てるのかな?柚子こしょうは、たまにお鍋のときに使うからな~。

ちなみに柚子こしょうの原材料は、
  • 柚子
  • 青唐辛子
  • 食塩
のみ。やっぱ似てるよね!でも、かんずりには(こうじ)が入るんです。ここが柚子こしょうとかんずりの違いですよね。

マゴキョンマゴキョン

ちなみに「糀(こうじ)」とは麹菌(こうじきん)お米でつくられる「米麹」のことを指します。

フワフワとした麹菌の白い菌糸が、まるでお花のようにお米の上に咲いている。そんな様子を漢字の「」で表しているのですね♪

米麹を通販で購入


柚子こしょうも好きな私には、かんずりは気になる調味料♪ もうっ関西人なんだから超を使いなさんなっ!(by母)

ホントは、「めっちゃ」って言いたいんだな~^^

そうそう!かんずりの作り方はとっても奥が深いので、こちらでは、簡単に説明していきますね^^

「もっと、詳しくしりたいよ!」って人は、「有限会社かんずり」さんのホームページに詳しく書いてあるので、そこでじっくり読んでみてください^^

あ!今・・・
自分で書かずに楽すんなよ~」って言いました?いえいえ。決して楽をしたのではありません。(タジタジ)

かんずりの作り方!その工程とは?

  1. 地元産の唐辛子を天然塩で塩漬けにし、塩漬けした唐辛子を1月ごろから雪さらしにします。

    雪さらし」とは、雪の上に塩漬けした唐辛子をまくことをいいます。


    きれいな雪景色が、唐辛子色に変わります。ちょっとその場面を間近で、見てみたいですよね♪ 冬の風物詩ですから^^

    「雪さらし」をすることで、唐辛子のアクを雪が吸い取り辛味もまろやかになるそうです。自然のパワーを感じますね。。雪にそんな効果があることに驚き!

  2. 雪さらしをした唐辛子に、柚子と食塩と糀を加えて熟成発酵させます。なんと、3年間も熟成発酵させるんですね。

  3. 初雪が降る頃に、熟成発酵させた樽を外に出す。寒い冬の間に唐辛子の味を引き締めマイルドに仕上げます。

簡単に書いちゃったけど、工程を見る限り「かんずりって雪が積もる土地だからこそできる業」ですね。どこでも作れるわけではないので、貴重な調味料なんです。


あっ、ちなみに味はマイルドになるけど、辛さもちゃんと残っているのでご安心ください。

そして、工程の中に書いてありましたよね♪ かんずりが発酵食品だってことが!

発酵食品に目が無い私も、そこには目を光らせましたよ(笑)

唐辛子を使った発酵食品と言えば、タバスコですよね。日本にも唐辛子を使った発酵食品があったなんて…。自分で書きながらビックリですよ!

きっと、かんずりはも入っているので、タバスコより和食に合うんじゃないかなって^^

「ちょっと…タバスコは、ピザとパスタでしょ」って思ったあなたは、タバスコの記事もあるのでそっちも読んでみてね!ちゃっかり、宣伝しちゃいました^^;

タバスコの賞味期限の見方!アレを捨てる前に確認すべき!?


ちなみにここまで読んでみて、かんずりにめっちゃ興味がわいてきたのは、私だけ?(笑)

やっぱり味の想像つかないと、「試してみたい!」って気持ちにならないかな。そんなあなたのために、かんずりの感想をまとめてみました^^



かんずりって一体どんな味?

気になっている柚

さっそく、かんずりの味について紹介しましょう!

  • 唐辛子の辛味もあり、柚子のさわやかな味もある
  • 糀を使っているので、味に深みが出る
  • 辛さにえぐみもなく、ほのかに柚子の香りがする
  • 糀のなめらかな食感も味わえる
  • 柚子こしょうとは違ったうまさがある
  • 見た目は真っ赤だけど、思ったほど辛みは強くない


  • 「なるほどね~。やはり柚子の香りと糀の深みポイントなんですね^^」

    つまり、熟成発酵の期間も長いから「品のある味!」ってことかな…。

    う~ん。試したい!七味好きだしタバスコも好きだし、ちょい辛好きの私がかんずりを食べないでどうする!

    すでに私の頭の中では、「こんな食べ方がいいんじゃない?」ってのがポンポン浮かんでますよ(笑)

    食いしん坊なので、そういうときだけ頭の回転が速くなるんですね…♪

    「ホカニモツカイナハレッ!」(by旦那)


    それでは、かんずりについて最後の章となります。かんずりの食べ方活用法についてでしたね!

    きっと、あなたが想像してる品もいくつか出てくると思いますよ^^



    かんずりの使い方

    2016-12-16-19-13-54

    かんずりの使い方は、何かにつけて食べるもよし料理に加えるもよし。好きなように使えるのが、かんずりの良いところですよね^^

    そうそう!何かと、かくし味にも入れられますし…。まさに、万能調味料ってことですね。

    それでは、かんずりレシピをいくつか紹介するので一緒にみていきましょう♪

    • やきとり:ちょこっとつけるとサッパリいただける
    • パスタ:トマト系のパスタに入れると、大人味に大変身
    • お鍋:これは大定番。薬味にぴったり
    • お刺身:わさび代わりにピリっと
    • カレー:辛さを調整できるのが嬉しい
    • しゃぶしゃぶ:ポン酢にいれて柚子の香りを楽しめます
    • おでん:からしの代わり
    • 納豆:からしの代わり
    • ステーキ:脂っこさを和らげます
    • 餃子:具に入れてもOK


    などなど。和洋中なんにでも合いますね~。あと、マヨネーズや醬油と合わせるとパンチのあるソースに大変身しますよ!

    これなら、あっという間に1瓶を使い切っちゃいそうですね^^;(ってことは、要!まとめ買い?)

    そう言えば、かんずりには上等品があったんです!それは3年仕込みのかんずりではなく~。(3年だってスゴイのは確か)

    なんと!6年仕込みのかんずりなんです。




    ものすごく時間がかかり、数量も限られている貴重なかんずりです。3年でも十分長いと思ったけど、6年なんて、味の想像がつきませんね^^;

    ちょっとお値段は高くなるけど、知っちゃたらすぐにでもトライしてみたくなるよね。

    「まずは3年ものをチャレンジしなさいっつうの!」(自分自信にツッコミ入れときます^^)
    かんずり(3年もの) 57g


    ふ~。ほんと発酵食品は奥が深い…。この一言につきます!

    それでは、これまでのお話をまとめたので一緒にみていきましょう♪

    まとめ

    • かんずりとは、新潟県妙高市や上越地方の伝統調味料です。
    • かんずりの原材料は、唐辛子・糀・柚・食塩のみ。
    • かんずりは完成まで3年はかかり、寒い土地ならではの作り方がされています。
    • かんずりの味は、辛みだけなく柚子の香りや糀により旨みもあり食べやすい。
    • かんずりの使い方はオールマイティーに。和洋中どんな料理にも合うので使いやすい。

    ちょっと最初は、かんずりと聞いて何者なのか分からないだけに、不安だったのでは(笑)でもやはり、昔から愛されている伝統調味料は、知っておく価値ありでしたね^^

    「テレビを見て気になっていたり」
    「お土産でもらったけど使い方が分からなかった」


    というあなたも、これでかなりかんずりについて詳しくなったんじゃないかな?

    かんずりで、寒い時期は体を温め暑い時期は汗をかいて、年中体の代謝をあげながら美味しくいただきたいところ^^

    知らなかったことが、今日ほんの数分で学べた喜びに乾杯!おっと、おつまみはもちろん「かんずり」ですよね^^


    かんずりの美味しさは、これからも無限大に広がっていきますよ~。ぜひ、お試しを^^


    マゴキョンマゴキョン

    Maiさん、かんずりについてまとめてくださりありがとうございました♪

    これは、かなりそそられちゃいますね~。私もさっそく試してみよっかな♪
    吟醸6年仕込み 生かんずり(85g) 辛い!うまいもの


    当ブログの管理人”発酵家庭料理研究家のまごきょん”はこんな人!?
    詳しいプロフィール (随時執筆中・・・)
    このブログをはじめたワケは


    公式メルマガ(無料)【発酵×野草×松Labo通信】はじめました!

    詳しくはこちらからどうぞ♡
    発酵×野草×松が日常にある暮らし♡キッチンで発酵Labo >>
    ↑今なら
    1)基本の発酵調味料・使いこなし講座
    2)野草や松を使った簡単セルフケア講座
    3)Zoomで相談(30分)チケット1枚分
    をプレゼント中です♪



    この記事がお役に立ちましたら「いいね!」をお願いします(●´ω`●)

    関連記事(一部広告を含む)