「果物ってぬか漬けにできるの?」
「りんごのぬか漬けって?捨て付けじゃないの?」
こんにちは、発酵食品に絶賛注目中の主婦Ogaです。
スタンダードな野菜のぬか漬けは、だいたい漬けてみたので「次は何を漬けましょうか…」と色々と考えて調べた結果、たどり着いたのがりんご。
私が、リンゴの産地「長野」に住んでいるというのも選んだ理由の一つ。
りんご…。果物って、そもそも甘さがあるじゃないですか。そこに、ぬか漬けの塩味と酸味と香りが入るとどうなるのでしょう?
果たして合うのでしょうか?すごく気になりますよね~^^ということで今回、私はりんごのぬか漬けを色々なパターンで試してみました。
- りんご8等分24時間漬け:皮ありと皮なし
- りんご8等分30時間漬け:皮ありと皮なし
- りんご半分24時間漬け:皮あり
ではさっそく、それぞれの漬け方で香りや味・歯ざわりがどうなったのかを一緒に見ていきましょう。
りんごのぬか漬け!漬け時間や皮でどう変わる?
りんごのぬか漬け…。何と言っても気になるのは、りんごの皮ですよね。皮ありと剥いたパターンの違いってどうなのか?なので、ココにしっかりスポットを当てて、実際の感想をお伝えしていきますね。
使うりんごは、できれば無農薬栽培のものがいいんですが、なかなか手に入らないと思います。なので、必ず粗塩でしっかりこすって水洗いしておきましょう~。
農薬ってどうしても気になりますよね^^;こちらも参考にどうぞ!
⇒残留農薬の落とし方!野菜や果物に使える方法5つ!
それから無農薬のリンゴを手に入れるなら、【ふるさと21】さんがおすすめ!”リンゴが旬の時期”になったら覗いてみてくださいね。
りんご8等分:漬け時間24hの場合
皮をむいて漬けたリンゴの感想
24時間でしっかりと漬かっていました。塩味や酸味がしっかりしていて、ぬかの香りもあり「りんごのぬか漬け」とはっきりわかる味でした。歯触りはしなっとした感じで、ちょと塩水につけすぎたりんごって感じですね…。
皮付きで漬けたりんごの感想
こちらは、しっかりと漬かっているという印象はないです。味は、「茶色くなるのを防ぐためにちょっと塩水にくぐらせたりんご」という感じの塩味ですね。また酸味は、りんごの酸味の方がまだ勝っているようです。
歯触りは、皮がパリっとしていてシャリシャリ感が残っています。肝心のぬかの香りは、一口目ではあまり感じないですが噛めば噛むほど感じます。
「何これ?」(息子)
「りんごのぬか漬け^^」
「美味しくない…」(息子)
あら、ハッキリ言いますのね^^;
絶対に、皮なしの食感は息子の好みではないなとわかっていたので、皮ありを試してみたのですがやっぱり好きじゃなかったよう。
私的には「美味しくない」とは感じなかったんですが…。
では、次に漬け時間30時間の場合の味や香りを見てみましょう~。
りんご8等分:漬け時間30hの場合
皮をむいて漬けたリンゴ
当然ですが、漬け時間24時間よりもっとしっかり漬かっています!塩味も酸味もしっかりついていて、ぬかの香りも一口ではっきり分かります!歯触りは、ちょっとしなびたりんごっていう感じです。(長野県の方言で”ボケりんご”)なので、りんごのシャリシャリ感はほとんどありません。
皮付きのまま漬けたりんご
こちらは、漬け時間を長くした分しっかりと漬かっていました。塩味もはっきりしていて、ぬか漬けの酸味もちょっと勝ってきました。歯触りは、皮はまだパリッとしていますが、実のシャリシャリ感が少なくなっています。ぬかの香りは、一口目からほんわか香ってきて噛めば噛むほどしっかり伝わってきます。
それでは次に、私がりんごのぬか漬けで試した最後のパターンを紹介しましょう!
りんご半分皮つき:漬け時間24h場合
では、りんごを半分に切って皮付きのまま24時間漬けた時の感想をお伝えしましょう。こちらは、ぬか床から出してから薄く切って食べてみました。ぬか床に接していた面は、ぬかの香りがしっかりと移っていて塩味もついています。
食感は、皮はパリッとしていますが実はちょっとしんなりって感じ。酸味については、ちょっとぬかが勝っているくらい。
ただ、真ん中の方はぬか床から遠いので漬かりが浅かったですね。香りや塩味も薄く、酸味もりんごが勝っています…。
それでは最後に、今回の内容を振り返っておきましょう!
まとめ
りんごのぬか漬けをいろんなパターンでやってみて、私が感じた感想はコチラ!- りんご8等分:漬け時間24hでは、皮なしの方がしっかりと塩味や酸味が付く。また、ぬかの香りもしっかりしている。一方皮ありの方は、一口目ではぬかの香りはしないが噛むごとに香りが出てくる。
- りんご8等分:漬け時間30hでは、こちらも皮なしの方がしっかりと漬かる。漬け時間が長い分、皮ありでも塩味や香りも強く酸味もぬか漬けが勝っている。
- りんご半分皮あり:漬け時間24hでは、ぬか床に接していたところはぬかの塩味や香りが強いが中心の方は薄い。酸味も、中心の方はりんごが勝っている。
でも、好きじゃない人も多いと思われる味と香りでした…。これが、正直な感想です。
皮なしで8等分の30時間というのは、ちょっと柔らかくなるしぬかの香りも強くなります。なので「すごく美味しい」とはいえませんが、同じ漬け時間でも「皮があると美味しい」と感じました。
やっぱり、りんごの皮がいい仕事をしているのかもしれません^^
もともとぬか床を1から作る場合、捨て付けとしてりんごの皮や実をつける人もいます。ということは、特に変わったことをしているわけではないんですよね。
もしかしたら、ぬか床にりんごの酵素とかが移りこんで、ぬか床がおいしくなっているかもしれません…。なので、次に漬ける野菜が楽しみです!
リンゴの酵素だけでなく、きっとリンゴについている”酵母”や”乳酸菌”も加わっていることでしょうね♪
Ogaさん、りんごのぬか漬けについていろんなパターンでまとめてくださりありがとうございました♪
りんごは、できれば無農薬がいいんでしょうね^^ちなみに、先日【ふるさと21】さんで、自然栽培りんごを始めて買ってみました。もちろん皮つきでいただきましたが、やっぱり違いますね!(もちろん値段もですが^^;)
そのうち、一部をリンゴ酢にしています~♪
そうそう!その他の変わり種のぬか漬けはコチラでチェックしてください~♪
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