甘酒の魅力…。あなたも、そろそろ甘酒を手作りして、グビグビ飲みた~い!そう思っていませんか?
(ビールじゃないので、チビチビどうぞ^^;)
こんにちは。甘酒を作り続けてはや数年!発酵家庭料理研究家のまごきょんです(●´ω`●)
そう!今回は、美容に欠かせない発酵食の甘酒!ということで、甘酒の作り方をご紹介したいと思います。
ご心配は無用です。作り方は、思ったより簡単!しかも、普通のレシピじゃありません。
「少ない材料で酵素の量をたっぷり増やし、カロリーは控えめ!」なんです。
それではさっそく、酵素たっぷり!カロリー控えめな甘酒の作り方に行ってみましょう!
米麹で作る本格甘酒の作り方!
今回は、こちらの2つの方法で、甘酒の作り方をご紹介したいと思います。- ヨーグルティアで甘酒を作る方法
- 炊飯器で甘酒を作る方法
我が家では、いつもヨーグルトメーカー、タニカのヨーグルティアを使って甘酒を仕込んでいます。
ただ、炊飯器でもちょっとしたコツをつかめば、簡単に甘酒ができます。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
材料は同じですし、作り方も途中までは一緒です。
ちなみにヨーグルティアについては、豆乳ヨーグルトの作り方の記事で詳しくご紹介しています。
もし、ご興味があれば覗いてみてください。
⇒豆乳ヨーグルトの作り方!ヨーグルティアなら失敗なし!?
甘酒の作り方その1:ヨーグルティア編
ヨーグルティアを購入すると、レシピの冊子が付属品として付いてきます。そのレシピブック中に、甘酒の作り方も書いてあるのですが、ここではその方法と違ったやり方をご紹介しますね。
その訳は…。後ほどわかりますよ~!
材料
- お粥:米0.5合/水360cc
炊いたご飯からお粥にする場合:ご飯120g/水180cc - 米麹(できれば生麹):1合(115g)
- 水:500~700cc(濃度はお好みで)
お粥は、水とお米から炊く方法と残ったご飯と水で煮てお粥にする方法と、とちらでもOK!なので、用意のしやすい方でどうぞ。
お水は、なるべく浄水器を通したお水がベストです!ちなみに、ミネラルウオーターは殺菌されている場合が多いので、うまく発酵がすすまないことがあります。
どうしてもご近所で生麹が手に入らない場合は、有機農法で作られた国産お米を使った品質のよいこちらの米麹がおすすめです^^私も、甘酒や味噌作りのために購入しています♪
もし米麹選びに迷ったら、こちらもご参考に!
⇒もう悩まない!手作り甘酒におすすめの米麹5つとは?
我が家で大活躍のヨーグルティア。リニューアルされ使い勝手がUPしていますね(*´ω`*)
作り方
今回は、ご飯からお粥にする方法でご説明しますね。- まず、お鍋にご飯とお水を入れます。
- 10~15分ほど弱火で煮ましょう。
- 少し粒が残るくらいの、固めのお粥に仕上げます。(粒が残るくらいの固めの方が、甘く仕上がります)
- お粥を作っている間に、ヨーグルティアの容器に、専用スプーンと水を入れて電子レンジで消毒します。(レンジがない我が家では、熱湯を沸かしかけています)
- お粥ができたら容器に移し、分量の水を入れてよ~くほぐします。(ヨーグルティアの容器イッパイに水をいれることも^^;)
- お粥が、50度以下に冷めていたら、ここへ米麹を入れます。(つまり、触れるくらいの温かさならOK)
- お粥と米麹をまんべんなく、混ざり合わせます。(ダマにならないよう注意!)
- ヨーグルティアの内フタを閉めます。
- 本体へ入れ、温度55度タイマー8時間にセットします。
- 待つこと8時間!で甘酒が完成♪
- 甘酒が、出来上がったら味見をしてみましょう。もし、甘味が足りないと感じたら温度は同じで、あと1時間ほど追加してみてください。
- 我が家では、さらに出来上がった甘酒を均一にするため、ブレンダーにかけて滑らかに仕上げます。
- 長くかけすぎないよう、30秒ほどでOKです。
- 清潔な保存容器にうつして、冷蔵庫へ。(この時、容器に入り切らなかった甘酒は姉妹が試飲をします^^)
さあ!これで、酵素たっぷりな甘酒ができあがりました(*^。^*)♪
それは、お粥のダマが原因で発酵ムラになるのを防いだり、腐敗菌の心配をなくすため、です(`・ω・´)b
さらに!お粥じゃなくご飯のまま作るずぼら製法はこちら♪
⇒ヨーグルティアで甘酒!ズボラで超手抜きな作り方を試した結果
甘酒の作り方その2:炊飯器編
こちらは、炊飯器で甘酒を作る方法です。我が家では、お鍋でご飯を炊くので炊飯器がありません。ですが、たまたた借りることができたので、炊飯器で甘酒作りにチャレンジしてみました!
その他の材料は同じなのですが、分量を倍にしています。
材料(5合炊きの炊飯器の場合)
- お粥:米1合/水4合
- 米麹(できれば生麹):2合(230g)
- 水:600~900cc
先ほどのヨーグルティアバージョンは、上記の半分量で計算してあります。
ちなみに私はヨーグルティアでも半量の450㏄ではなく、600~700ccのお水で作っています。
この方がサラッとして飲みやすく血糖値も急にあがりにくいですし、このあとお話する秘密にも関わってくるので♪
はい、最初からたくさんのお水で作ったほうが良いのです。その理由、もう少しお待ちくださ~い^^(いつまで、焦らすのじゃ…!)
作り方
- お米を洗って、ザルにあげて水を切ります。
- 鍋にお米と、お水(お米の4倍)入れて中火に。
- 沸騰したら、弱火にして30~40分炊きます。(炊飯器のお粥機能があれば利用しても)
- 炊いたお粥を炊飯器に移して、お水(600~900㏄)を加えよ~く混ぜます。
- 触れる程度(50度以下)になったら、米麹を入れてよく混ぜ合わせます。
- 炊飯器で、8時間保温します。ただし、フタを閉めると温度があがりすぎます。
菜箸をはさむか、濡れ布巾をかぶせてフタはあけておきます。 - 温度計で、50~60度になっているかチェックし、途中できるだけ1~2時間おきに混ぜましょう。
- 8時間後、味見をして甘くなっていたら完成!甘味が足りない場合は、さらに1時間保温します。
今回の甘酒レシピは、発酵王子で有名な伏木さんの著書を参考にしています。麹のお料理に関する知識が詰まっているおすすめの1冊ですよ。
炊飯器で甘酒を作ってみて、改めてヨーグルティアの便利さが実感できました…。
やっぱり甘酒作りに、いえ、発酵ライフにヨーグルティアはかかせませんね!
ちなみに、もし失敗かな?という時はコチラを参考にどうぞ^^
⇒甘酒を失敗しちゃった!3つの原因とムダにしない活用法とは?
では次に、出来上がった甘酒の保存方法と飲む量について見ていきましょう!
甘酒の保存方法と飲む量は?
出来上がった甘酒は、粗熱が取れたら保存容器に移しましょう。保存期間は、冷蔵庫で7~10日ほどです。実は、冷蔵庫でもゆっくりですが発酵が進みます。なので、保存には以下の点に注意くださいね。
- 容器(ホーロー、ガラス、プラスチック製)に7分目の量で。
- フタは、きっちり閉めずにゆるくする。
- アルミやステンレス製の容器は避ける。(微生物の分解能力が、容器に穴をあけるかも)
- たくさんできて、飲みきれない時は冷凍もOK。冷蔵庫で解凍して飲みましょう。
(麹の分解力は弱まるが、麹菌は死んではいません) - 1週間をすぎて酸っぱくなってしまったら、ドレッシングに利用しても。
もちろん、新鮮なうちが酵素やビタミン類が豊富ですので、出来上がった甘酒はできるだけ早めに飲みましょう♪
そして、甘酒の飲む量についてですが
- 1日に飲む量は200㏄を目安に。(それ以上飲むと、血糖値が急激に上がる恐れがあります)
- 1回に飲む量は、おちょこ1杯くらいがベスト!
また、甘酒を飲むタイミングとしては、食後に飲むと消化を助けてくれます。
飲み会などお酒を飲む機会のある際、その前に飲むと悪酔いしないと言われていますよ。(江戸時代では、悪酔いしないための常識だったそうです)
そして、何と言っても甘酒は脳の栄養「ブドウ糖」が豊富なので、朝ご飯の代わりにもおすすめ!
では次に、「そもそも甘酒ってどうして甘くなるの?」という疑問にお答えしておきましょう~♪
甘酒が甘くなるのはどうして?
麹とお粥で作った甘酒は、砂糖を入れていないのに、なぜこんなにもやさしい甘さがでるのでしょう?それは…
なのです。
さらに、麹菌の働きによって
詳しくは、こちらの記事もどうぞ^^
⇒甘酒の栄養と効能!なぜ飲む点滴と言われるの?
⇒甘酒の効果効能!憧れのすっぴん美肌になる方法は?
では次に、今回紹介しているストレートの甘酒について、なぜ酵素たっぷりなのかを解説しておきます♪
なぜ最初からストレートの甘酒で作るの?
一般の甘酒の作り方は、そのほとんどが濃縮タイプ、いわゆる甘酒の元を完成させて、それをお好みの濃さに薄めて飲むというのが主流になっています。今回ご紹介したレシピは、ヨーグルティアでも炊飯器で作る場合でも、最初からたくさんの水で薄めた状態…。つまりストレートで飲める濃さの分量になっています。
これは、いったい何を意味するのでしょう?!
一見、濃縮のほうが結果的にたくさん甘酒が飲めるような気がしますが、薄める時に酵素も薄まってしまうのです。
つまり、小さな水たまりで魚を育てるより、大きな湖のほうがより数多く繁殖しますよね。
- 小さな水たまり:10匹→→→繁殖後お水をふやしても、魚は10匹のまま。
- 大きな湖:10000匹→→→大量の水の中には、10000匹もの大量の魚がいる。
この意味、おわかりですよね?!
しかも、もし熱いお湯(70度以上)で薄めたら…。
と言うことで、最初から水分量の多いストレートの状態で甘酒にしてあげる方が、よりたくさんの酵素やビタミン・アミノ酸などが増えるため、栄養素を大量ゲットできる!!
と言うワケでした♪
そんな酵素たっぷりな甘酒は飲むだけじゃもったいない!こんな利用法もおすすめです^^
⇒肉を柔らかくする最強の方法とは?旨みと栄養価もアップします!
⇒甘酒の活用法!あらゆる調味料とのコラボで発酵パワーがアップ!
まとめ
- 米麹(できれば生麹)とお粥で酵素タップリな甘酒の作り方2つはコチラ。
- ヨーグルティアを利用して作る!
- 炊飯器を利用して作る!
- 甘酒の保存は、冷蔵庫で7~10日。1日に飲む量は200㏄を目安に。
- 最初から水分を多く使ったストレート甘酒は、酵素やビタミン・アミノ酸などの栄養素をたくさんゲットできる!
- しかも!”市販の甘酒”や”一般的な作り方”に比べてカロリーは控えめ!
この甘酒、何と言っても「あっさりとした優しい甘さでとても飲みやすい」のが一番です♪
もしご飯のツブツブが苦手だったら、出来上がってからブレンダーで滑らかにしてみてください。味だけでなく、栄養素や酵素も均一になってくれますよ。
これで、我が家の長女と4歳の次女も甘酒が大好きになりました♪(もともと苦手だった夫まで!)
そうそう!甘酒豆乳も、我が家で人気のレシピですよ。
⇒甘酒豆乳の作り方!米麹と豆乳で仕込んだらまるでスイーツ!?
あと、美味しい甘酒作りに欠かせないおすすめの米麹はコチラを参考にしてください!
⇒もう悩まない!手作り甘酒におすすめの米麹5つとは?
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甘酒を炊飯器で作り出し、ハマっています。
自然お甘みと昔母がコタツで作ってくれた味がよみがえりました。
お友達から肌がツヤツヤと褒められ嬉しい限り!!
これからも続けていつまでも輝いていたいですね!
森さん、コメントありがとうございます♪
我が家では、祖母が麹から手作りで作ってくれていました。
森さんは、甘酒を炊飯器で作っておられるのですね!すばらしい♪
これからもずっと、甘酒でその美肌を維持なさってくださいね~(●´ω`●)
はじめまして
こちらのレシピを参考にヨーグルティアで甘酒を作ったのですが
市販の甘酒に比べると甘みが少なくお粥が少し甘くなった程度のものになりました。
水の量を少なくして再度挑戦してみましたがドロドロしただけで甘みは同じ。。
この場合保温時間をもう少し長くしたらいいのでしょうか?
それとも使った麹の問題でしょうか?
アドバイスしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
めりるさん、コメントありがとうございます♪
記事を参考にしてヨーグルティアで甘酒を作られたのですね^^
ありがとうございます。
まず市販の甘酒は、濃縮タイプのものが多くかなりの甘さです。
それに比べて、紹介しているレシピはストレートで飲む用なので、甘さは控えめです。
ですが、じゅうぶん甘くて美味しいので子供たちも大好きで、
逆に甘すぎないので、主人にも好評です。
甘みというのは、けっこう主観的な部分もあるんですね。
そこで、もしヨーグルティアで55~60℃の9時間前後で仕込んでも
めりるさんが物足りないと感じられるなら、やはり麹の違いでしょう。
特に甘酒は、米麹によってかなり味の違いがでます。
私が、今まで作って特に甘くて美味しいと感じたベスト3は
・名刀味噌さんの甘酒専用麹
・マルカワ味噌さんの白米の米麹
・やさかさんの有機乾燥米こうじ
あと母は、スーパーで手に入りやすい
・みやここうじ
も甘いと言っています^^
よかったら参考になさってみてくださいね。
早速ありがとうございます。
昨日義母が家に来たので試飲してもらったのですが
義祖母の友達が作っていた甘酒も甘さ控えめでこんな感じだったと言っていました。
市販の物が甘すぎるのですね。。
使う米麹によって味が変わるのも興味があります。
お勧めの米麹を色々試してみたいと思います。
ありがとうございました。
めりるさん、こちらこそご丁寧にありがとうございます♪
そうなですよ~。市販の甘酒は、濃縮なので本当にかなり薄めないと甘いです^^;
甘酒は材料がシンプルゆえ、素材によって味が変わるのでおもしろいですよ。
いろいろ試して楽しんでみてくださいね!
今後ともどうぞよろしくお願いします(●´ω`●)
去年の夏前から 甘酒を作って 毎日 朝食の代わりに 飲んでます。
昔 子供の頃 母が コタツで 作ってくれました。
母 曰く 夏の土用の丑の日には 甘酒だったと❗️
昔からの知恵ですね
夏バテ防止
出来た 甘酒を 同量の水で割って 沸かしから 飲んでました。
母が、菌が強すぎるとお腹を壊すからと 言ったので。
勿体無い事してましたね〜
次からは、先に 水を入れて作ります。
勝田さん、コメントありがとうございます♪
毎朝甘酒のおめざなんですね♪
しかもお母様がコタツで作ってくださってたなんて素敵です。
そうそう!江戸時代では夏に甘酒を売っていたそうで、俳句でも夏の季語ですよね^^
お腹壊すほど強い菌って・・・(汗)
でも濃縮タイプの甘酒が多いので、薄めて飲んでいる方も多いと思います。
これからは、たっぷりのお水で酵素や栄養素を増やし
お味はあっさりストレートで飲んでみてくださいね♪
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