「どうも塩麹をうまく使いこなせないんだけど…^^;」
こんにちは。発酵食勉強中の主婦Maiです♪
もしかして、塩麹って久々に聞きました?一時期ブームになりましたよね。ちなみに、私はずーっと塩麹を愛用してるんです^^
もしかして、あなたの塩麹…。こういう風になってませんか?
「使おうと思って買ったけど、残ったまま冷蔵庫に眠ってる…」
なぜ、そんな悲しいことになっちゃったのか。きっとそれは、使い方がよく分からないんですよね~。買ってみたのはいいけど
- どんな食品に合うの?
- どのくらい塩麹に漬ければいいの?
- 漬ける以外に何か使えないの?
それは、ハッキリ言ってもったいない!なぜなら、塩麹は使い方によって一生ものになるからです^^
塩麹は、塩の代わりに使うことでお料理に深みがでて、さらに美味しくなりますからねぇ♪
「思ってたより手軽に使えるんだぁ」
「こんな料理にも合うんだぁ」
って、読み終わったら必ず思いますよ^^
必見!メモのご用意を。塩麹の使い方を食品別でご紹介
塩麹の使い方にあたって、今回食品別にしたのはこちらの4つです。- 魚介類
- 肉類
- 野菜
- その他
それでは、食品別に一つづつ見ていきましょう!
あっ!その前に「塩麹がなぜ万能調味料なのか」少しだけ言わせてね。
塩麹には、たんぱく質を分解するパワーを持っています。そのおかげで…。
- 食材をやわらかくしてくれる
- うまみをアップさせてくれる
- 料理にコクと深みをあたえてくれる
これだけでも、塩麹のスゴさがわかりますよね^^
では話を戻して、最初の食品「魚介類」に参りましょう。
塩麹の使い方その1.魚介類
まずは、魚介類から。魚介類は、塩麹に漬けて焼くのが定番です!
- 魚介に塩麹をまんべんなく付け、冷蔵庫で30分ほど寝かせる
- 寝かせた魚介は、キッチンペーパーなどで塩麹を拭き取る
- 拭き取った魚介を、グリルやフライパンで焼く
ここで注意して欲しいことが4点あります。
- 塩麹の量は、食材の表面にぬる程度
- 切り身や柔らかい食材は30分以上塩麹に漬け込まない(味がとっても塩辛くなってしまいます)
- こげを防ぐためにも塩麹は拭き取る(塩麹は、でんぷんが糖分に変わってるのでこげやすくなります)
- 水で塩麹を洗い落とさない(せっかくの旨みが消えてしまい、水っぽくなってしまいます)
フライパンの場合は、クッキングシートを敷くと焼きやすいですよ!
ちなみに、白身魚などのやわらかい魚は、塩麹によって身の水分が減り引き締まってくれますよ^^
使い方ひとつで、変化してくれるのが塩麹なんです。
魚介類の中でも、私のオススメNO.1が
出ました!エビちゃんです♪エビは、うまみの宝庫ですよね。塩麹が、グッと美味しさをアップさせてくれます^^
- 殻つきエビは、水気を取ってから、塩麹大さじ1を全体にかけてなじませる
- 冷蔵庫で、1時間~2時間寝かしておく
- 寝かしたら、キッチンペーパーで塩麹をさっと拭き取る
- グリルかフライパンで焼く
塩麹に漬けたエビは、「やめられない~とまらない~♪」おつまみにもピッタリですよ!
では、次の食品別使い方「肉類」にいきましょう!
塩麹の使い方その2.肉類
ジャン!肉類です。肉類にとって、塩麹は無くてはならないアイテム!
なぜかって?それは、硬いお肉を柔らかくしてくれるからです♪
安くて硬いお肉が、ちょいと高級な柔らかいお肉に大変身。大食いの我が家には、とってもありがたい話なんです><
お肉を焼く場合は、先ほど説明した魚介類とほぼ同じやり方でOKです。ただ薄切肉の場合、塩麹をもみ込んで10分程度置いてから焼いてくださいね。
そして、肉類の中でも私が1番オススメしたいのが…。
安くてヘルシーな、鶏ムネ肉♪
今きっと、「ムネ肉ってパサパサしてるから苦手~」って思いましたよね。
でも、「ムネ肉のために塩麹があるんでないの?」って思うくらい、塩麹でしっとり柔らかジューシーになってくれます。
多分、初めてやった時はホントにビックリしますよ^^(きっと感動するはず…)
我が家でも、鶏むね肉を使います♪買ってくると、すぐに塩麹で醸して冷蔵庫のチルドへ!
こうすることで、時短にもなるし、フワフワの美味しいお肉になってくれるんです。
作り方は、至ってカンタン♪味付けの時だけ、塩コショウではなくて塩麹を使います。
- むね肉3枚で、塩麹大さじ3程度いれてもみ込む
- 10分ほど置いたら、あとはいつも通りのフライの作り方です。
もし、塩麹の分量で迷ったら”食材の重さの10%”を目安に使ってみて下さいね♪
つまり、200gのお肉には20gの塩麹を使います。ただし、豚ブロックなど厚みがある場合は少し多めに。
- むね肉の切り方はそぎ切りにする(火の通りがよくなり、食べやすい)
- フライの場合は衣をつけるので塩麹は拭き取らない(衣がカバーしてくれるので焦げないんです)
鶏肉なら、ジューシーなモモ肉を選びがちですよね。でも、塩麹を上手に使いこなせばムネ肉を食べる機会がバンバン増えますよ^^
我が家は、塩麹のおかげで断然ムネ肉派になりました♪
そうそう!塩麴唐揚げも超オススメです~。
⇒塩麹唐揚げ!ムネ肉を揚げないでジューシーに美味しく作るコツとは?
では、食品別塩麹の使い方3つ目の野菜類にいきましょう~。
塩麹の使い方その3.野菜
体のためにも、しっかり取りたい食品は野菜ですよね。野菜は、塩麹で炒めるのはもちろん、即席でお漬物も作れちゃいます♪
これはビックリするくらい簡単なので、「あと1品野菜が欲しいな~」って時に試してみて下さいね^^
- きゅうり2本を乱切りにします
- ポリ袋に切ったきゅうりと大さじ2杯の塩麹を入れて、もみこみます
- 冷蔵庫で半日寝かせて出来上がりです
もちろん、塩麹は洗い流さずそのまま食べましょう!
塩麹の旨みが入るので、だし類や塩昆布を入れたりせず簡単に美味しく作れます^^
きゅうりだけでなく、冷蔵庫にあるあまり野菜を使えるので、お財布にとっても優しい塩麹の漬物なんです。
それでは、お待たせしました~!野菜の中で私が1番おススメしたいのはコレです♪
生でもよし、煮込んでもよし、炒めてもよしのトマトです♪
トマトには、うまみ成分のグルタミン酸が豊富に入っています。そのうまみ成分を、より引き出してくれる塩麹。
塩麹さえあれば、トマトだけで美味しいソースが出来るんです。生のトマトが沢山あればいいのですが、ホールトマトだともっとお手軽にお安く作れますよ。
作り方はビックリするくらい簡単(笑)
- なべにオリーブオイルとにんにくひとかけをみじん切りにして、香りが出るまで炒める
- 香りが出たら。ざく切りのトマトかホール缶を1缶入れ、塩麹を大さじ1入れて煮込むだけ
余計な添加物も入らず、塩麹だけの旨みで十分!沢山作って、冷凍保存しておけば便利ですよね~。
パスタも、茹でてこのトマトソースをかければ出来上がります…。
豪華バージョンは、魚介を炒めてそこに塩麹トマトソースを入れる!それこそ、お店の味に大変身^^
これは、ホントに作る価値アリ!自分で書いてて、よだれが出そうになったわ^^;
塩麹の使い方ひとつで、また1品出来上がりましたね♪
ところで、塩麹が発酵食品って知ってました?そうなんです!塩麹を料理に使うことで、自然と発酵食品を体の中に取り入れることができるんです^^
つまり、塩と違って「塩麹は同じ調味料でも体に優しい」ってこと…。腸内環境を整えたいなら、絶対に欠かせないアイテムですよ^^
塩麹の効果について詳しくはコチラ!
⇒塩麹の効果と活かす食べ方!理想の万能調味料なワケとは?
塩麹の使い方その4.その他
おそらくこれまでの中で、1番簡単な塩麹の使い方です。それは、卵♪
その中でも、オムレツは味付けを塩麹にするだけというびっくりメニュー。簡単すぎてごめんなさい><
出汁巻き卵の形にすると、まさしくそのものの味になるんです。コレ、うそのようなホントの話!
塩麹の出し巻き卵はよく作りますが、ホント簡単なのに絶品です♪
他にも塩麹を使ったレシピをたくさん紹介しています!
⇒自家製米麹で仕込む発酵食がお手軽美味しい!発酵料理レシピ塩麹編
あと、私がよく作っているのがポトフ。
これも味つけを塩麹にするだけなんです。あなたは、塩とコンソメを入れてませんか?塩麹だけで、充分素材の味を引き出してくれますよ。
パンチをつけたいなら、黒こしょうを多めに振ると大人向けのポトフになります。自分好みの味がきっとあるはずですから、塩麹は加減しながら入れてくださいね^^
ちなみに私の中で、「失敗したかな?」っていうレシピは、炊き込みご飯(笑)
焦げちゃったんです…。なんでだろう?
「なべでご飯を炊いてるからかな~」
「炊飯器なら焦げないのかな?」
これは、私の中での課題です^^;
食品別でみても分かるように、全てが塩麹だけで美味しいものが作れます。それに加え、素材が違えば味も変わるんです。
「塩麹って、こんなにお手軽に使えたんだ」って思ったでしょ?
そうそう、もう一つおススメは塩麹豆腐!詳しくはコチラでチェックしみてください。
⇒塩麹豆腐の作り方!木綿と絹ごしの2種類でチャレンジした結果は?
では最後に、今回の内容のまとめにいってみましょう!
まとめ
塩麹の使い方のポイントはこちら!- 魚介類・肉類を焼く場合、塩麹につける時間は30分程度が目安
- 焼く場合は、こげを防ぐためにキッチンペーパーなどで拭き取りましょう
- 揚げ物や漬物は、拭き取らなくて大丈夫
- 塩麹はうまみ成分が豊富なので、調味料はそれだけで十分
塩麹の味加減は、人それぞれ好みが違うので初めから多めに入れるのではなく、様子を見ながら量を増やしていくのがコツです!減塩にもなりますしね…。
もしかして、「最後まで読んだけどこれだけ?」って思いましたか?
すみません^^;でも、これが1番私があなたにお伝えしたいことなんです。
何がって?それは、「塩麹さえあれば本当に簡単で美味しい料理が作れる」ということ。
塩麹の使い方は
- 入れるだけ
- 漬けるだけ
- もみ込むだけ
ややこし手順は、何もありません。だからこそ、私はずーっと愛用し続けてるんですね♪
ブームになるには、やはり理由があったんです。塩麹は、食品別に見ても基本的に使い方は一緒なんですから^^
ぜひとも、あなたも塩麹をどんどん活用してみて下さいね!きっと、万能調味料になること間違いなしです^^
Maiさん、塩麹の食品別使い方についてわかりやすくまとめてくださり、ありがとうございました♪
塩麹の作り方についてはコチラをどうぞ!
⇒塩麹の作り方!ヨーグルティアなら簡単・時短・かき混ぜなし!?
Maiさんが厳選した市販のおすすめ塩麹はコチラ!
⇒市販の塩麹はコレがおすすめ!手作り派の私が選びぬいた5つとは?
当ブログの管理人”発酵家庭料理研究家のまごきょん”はこんな人!?
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友人から勧められて、初めて使います。まだチョッと不安ですが。肉や豚肉の薄切りをフライパンで炒める時は、やはり塩麹はキッチンペーパーで拭き取るのでしようか?一人分なので、少しの量なんですが、 分厚い 肉などは塩麹を簡単に拭き取れると思いますが、薄い肉の場合、そのまま炒めても焦げ付きませんか。お忙しい中すみませんが、アドバイスお願いします。
Isakoさん、コメントありがとうございます♪
薄切り肉の場合は、拭き取らずそのまま調理していただいてOKです。
野菜などと一緒に炒めると、水分が多少でるので焦げ付くことはありません。
また、塩麹のパワーを引き出すには”蒸し料理”が一番おすすめです^^
なので、フライパンに、きのこ類、白菜やキャベツや玉ねぎなどを下に敷いて
豚肉や鶏肉などを乗せ、少しのお水を入れフタをして蒸し焼きにしてみてください。
塩麹を拭き取ってしまうのはもったいないので、ぜひ一度お試しくださいね♪
最近、米粉こおじ糀と醤油糀とトマト糀を作りかたを習いまして、作る事はできるのですが、使い方にあまりレパートリーがありません。
特に醤油糀のレシピを教えてくださったらとても嬉しいです。