「醤油麹の作り方って簡単なの?」
「どうやって食べるのがおすすめ?」
塩麹は一時期ブームになりましたけど、なんで醤油麹はブームにならないんでしょう?こんにちは。発酵食大好き主婦Sayaです!
醤油麹って、実は塩麹よりもうま味成分が10倍以上あるんですよね。なので、私は塩麹よりもだんぜん醤油麹派です^^
でも醤油麹って、お店で買うと量が少ないわりに高いんですよね…。家計にも響くし「だったら作っちゃえ!」ってことで、今は作るようにしています。
ここに来てくださったあなたも、私と同じように「醤油麹を作りたい!」という人ですね^^
ということで今回は、
- 醤油麹の作り方(時短も含め)
- 醤油麹の保存方法
- 私がオススメする美味しい食べ方
ではさっそく、醤油麹の作り方から見ていきましょう!
麹菌におまかせ!放置で出来る醤油麹の作り方とは?
醤油麹を作るのは、それはもうカンタン!微生物の麹菌がエッサエッサと働いている間、私たち人間は待っているだけですから^^
では、気になる作り方を…。
醤油麹の作り方
まずは、一般的な作り方を紹介していきますね。材料と用意するもの
- 醤油麹を作るための容器
- 乾燥麹を使う場合:乾燥麹200g・醤油300㏄
- 生麹を使う場合:生麹200g・醤油200㏄
※容器は、必ず熱湯消毒しておきましょう。
※醤油は、添加物の入っていないものを使ってくださいね。
※減塩タイプは、雑菌が繁殖する可能性があるので使わないほうが◎
ちなみに、乾燥麹と生麹の違いは麹菌の力と保存性です。
- 麹菌の力:乾燥麹は低い・生麹は高い
- 保存性:乾燥麹は高い(常温で何ヶ月も保存できる)・生麹は低い(生ものなので、冷蔵しないといけないし劣化も早い)
私の場合、手軽に作って楽しみたいので乾燥麹派です。ただ、味や醤油麹の効果効能は生麹のほうが高いですけどね^^;
さて、必要な材料がそろったら、次は作り方です。
基本の作り方
- 麹をほぐして容器に入れる
※乾燥麹は袋を開けずに麺棒でゴロゴロ。私が雑なのか、手でほぐすと飛び散る^^; - 麹を入れた容器に、醤油を入れて混ぜる
- 蓋をして常温で放置
- 1日に1回混ぜる
※麹菌のために、まんべんなく混ぜます。 - 出来上がり
※出来上がる期間は、部屋の温度によって違います。ちなみに目安は、
夏場:約5日間
冬場:約1週間~2週間
出来上がりのサインは、麹が柔らかくなってとろみが出ていること。
「確かに簡単なんだけど、時間がかかるのはちょっと…」というあなた!
醤油麹は、裏ワザで時短の作り方もあるんですよ。なので、その作り方でやってみてはどうでしょう?
醤油麹!時短の作り方2つとは?
「もっとサクッと作って、早く醤油麹を食べたい!」という方に、もってこいの作り方を紹介しましょう。時短の作り方その1:炊飯器を使う!
そうなんです!時短のために使うのは炊飯器。作り方の手順は、
- 基本の作り方1~2までをする
- 炊飯器に60度のお湯を入れて、保温スイッチを入れる
※60度がポイント! - 2の中に醤油麹を作ったビンを入れる
※耐熱ビンで作るようにしてくださいね。 - フタを開けたままにして、上に布巾をかぶせる
※フタをしてしまうと温度が上がりすぎてしまいます。 - 8時間後に完成
私が醤油麹を作る時は、この方法を使いますね。
もう一つ、時短で出来る醤油麹の作り方を見ていきましょう!
時短の作り方その2:ヨーグルティアを使う!
ヨーグルティアって、何かと便利で重宝するんですよね。基本的にヨーグルトメーカーなんですが、それ以外にもいろんな用途に使えます!
それに、朝ごはんで食べるご飯を炊飯器でタイマー予約する、というご家庭も多いですよね。
最近は「ご飯は鍋で炊く」というマニアも増えて、時短の作り方その1で紹介した炊飯器がないご家庭も!
・・・というのは、我が家。なのでヨーグルティアは必需品です!
「炊飯器よりも時短!」ということで、さっそく材料と作り方を見ていきましょう!
材料
- 乾燥麹を使う場合:乾燥麹200g・醤油300㏄
- 生麹を使う場合:生麹200g・醤油200㏄
作り方
- 熱湯消毒した内容器に材料をすべて入れてよく混ぜる。
※米麹はよくほぐしておきましょう。 - 内蓋と外蓋を指定通りに閉めて、温度を60℃タイマーを6時間にセットしてスタートする
- 6時間後に麹が潰せるくらいの柔らかさになったら完成。
※全体をよく混ぜて、冷ましてから冷蔵庫で保存しましょう。
発酵ライフの必需品!ヨーグルティアの詳細はこちらへ。
醤油麹の作り方ってホントに簡単でしょ!それもこれも、麹(微生物)のおかげなんです^^
ただ、いつも同じ醤油麹だと飽きちゃいますよね。そこで作り方のアレンジをいくつか紹介しておきます!
醬油麴の作り方!アレンジしてみよう!
アレンジの仕方はいたってカンタン。醤油麹を作る時に、一緒に混ぜれるだけ^^
アレンジの例ですが…。
- しょうゆ麹+山椒
- しょうゆ麹+ショウガ
- しょうゆ麹+唐辛子
- しょうゆ麹+こんぶ
唐辛子の醤油麹は、中華料理(チャーハンとかギョーザのタレ)にピッタリなんですよ。
さて、ここまで醤油麹の作り方を見てきました。意外と簡単そうでしょう?
あと保存についてですが、醤油麹は塩分があるので比較的長持ちします。とはいっても、だいたい3ヶ月くらいですけど^^
ですから、完成したら冷蔵庫に入れて早めに食べるようにしましょう。
さて、これであなたも、今日からでも醤油麹を作れますよ!でも、毎日醤油麹を食べるとなると、使いどころに悩みますよね^^;
そこで次は、私が「美味しいな」と感じた醤油麹の食べ方を紹介しようと思います。毎日の食事の参考にしてみてくださいね。
万能調味料!醤油麹の美味しい食べ方とは?
私も、醤油麹を初めて使ったときは「何に合うかな」って考えたものです。
でも、醤油麹って本当に何にでも合うんですよね。それこそ、和食でも洋食でも中華でも…。
ここでは、「私が実際に醤油麹をどう食べたのか」を参考までに紹介しようと思います。ではさっそく。
醤油麹そのままの食べ方
やっぱり醤油麹そのままが一番(笑)ってことで、おすすめはコチラ!
- 刺身醤油として(漬け丼も美味!)
- とろろ丼
- 冷奴
- 玉子かけご飯
- 納豆(タレの代わりに)
醤油麹ちょっとアレンジ
- 野菜と和える(山芋、オクラ、ほうれん草など。かつおぶし節があれば、なお◎)
- マヨネーズと合わせて野菜につけるソースに
- ナムル(茹で野菜に醤油麹・ごま油を和える)
- チャーハン
- 焼きおにぎり
- しょうが焼き(醤油麹・しょうが・みりん・酒に10分漬けて焼くだけ!)
- 鶏の唐揚げ(醤油の代わりに)
- 大根おろしと納豆パスタ(味付けを醤油麹で)
- ゴマやネギ、ごま油やお酢をいれてタレに
ちなみに、しょうが焼きや鶏の唐揚げですが・・・。
醤油麹入りのタレに漬け込んでおくことで、麹菌パワーでタンパク質が分解されるので、とっても柔らかくジューシーになります!
そして、個人的には肉と合わせると最強だと思います。やわらかくなるし、美味しいので^^
醤油の代わりに使えるので、「煮物」や「炊き込みご飯」も美味しそうですよね。まだやっていないので、今度やってみようかな…。
あなたも、どんどん醤油麹を使って美味しい食べ方を見つけてくださいね^^
さて、ここまで一気に見てきたので最後にまとめておきましょう!
まとめ
1.醤油麹の作り方(基本編)- 乾燥麹200g醤油300㏄または、生麹200g醤油200㏄を容器に入れて混ぜ、常温で放置する
- 1日1回かき混ぜて、麹が柔らかくなりとろみが出てきたら完成
- 保存は冷蔵庫で3ヶ月を目安に食べること
2.醤油麹の作り方(時短編)
3.醤油麹の美味しい食べ方
- 醤油麹をそのままかけたり、つけたりする食べ方が一番美味しい
- 肉料理と相性バツグン
- タレにして野菜につけるといくらでも食べられる
醤油麹は、そのままでも加熱しても美味しいのでとっても重宝します。作り方さえ知っていれば、お金もそんなにかからないですし、どんどん使っていきたいですよね。
私は、薄口醤油を使う「お吸い物」や「茶わん蒸し」でも合うのか、試してみたいと思っています^^
きっと、美味しくできるんだろうなあ…。
そうそう、醤油麹の効果についてはコチラを参考にどうぞ♪
⇒醤油麹のうれしい効果効能6つとは?カラダも喜ぶ万能調味料!
Sayaさん、醤油麹の作り方について、わかりやすくまとめてくださりありがとうございました♪
我が家でも醤油麹は、タレや卵かけご飯にと大活躍しています!
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