「今までは、濃縮甘酒を豆乳で割って飲んでいたのですが・・・」
「水の代わりに豆乳を入れてストレートの甘酒を仕込む。この作り方で甘酒はできるのでしょうか?」
こんにちは。発酵家庭料理研究家のまごきょんです(●´ω`●)
ブログの読者さんから、冒頭のような質問をいただきました。その時私は、まだ甘酒豆乳を試していなかったので「チャレンジしたらお答えしますね」とお返事させていただいたんですね。
そしてその後、ずーーーっとこの質問が気になっていたので、とうとう「甘酒豆乳」を仕込んでみました!
すると・・・。
「何、これっ!濃厚で甘い~!でもマイルド~!まるでスイーツやん♪」と夫婦でワイワイ言いながら味見。
想像以上の美味しさに、すっかりトリコ!そのまま頂くだけでは飽き足らず、甘酒豆乳プリンにしたり甘酒豆乳ココアにしたりとすぐにアレンジも楽しんじゃいました^^
これは、子供たちも喜ぶこと間違いなしだわ!罪悪感ゼロのスイーツを心置きなく食べさせてあげられる~♪
- 甘酒豆乳の作り方
- 甘酒豆乳のアレンジレシピ
では、さっそく甘酒豆乳の作り方(最初から豆乳と米麹で甘酒を仕込むバージョン)からご紹介します♪
驚くほど簡単で美味しい♪甘酒豆乳の作り方
えーっと、最初にお断りしておきます…。私は超がつくほどのヨーグルティアLoverなので、当然のことながら今回もタニカさんのヨーグルティアを使って甘酒豆乳を作っています。
参考:ヨーグルティアで米麹の甘酒!ズボラな作り方を試した結果は!?
ですが、作り方の基本は同じなので保温の温度さえ管理できるなら、炊飯器や魔法瓶(保温ポット)を使ってもOKですよ。
それでは、まごきょん流甘酒豆乳の作り方に参ります♪まずは材料と用意するものから!
材料・用意するもの
- 米麹:100g
- 冷ご飯:130g
- 水:200cc
- 無調整有機豆乳:300cc
- ヨーグルティア(内容器は熱湯で消毒する)
- 清潔なスプーン
今回は、マルカワ味噌さんの「自然栽培玄米麹」を使っていますが、乾燥麹でも生麹でもOKです。
ネットで手に入る上質な米麹なら、こちら。
豆乳にもこだわりたいので、我が家はいつもこれです。
作り方
- 冷ご飯130gと、お水200ccをお鍋に入れ火にかけます。
- 10分ほど煮ておかゆ状態にしましょう。
- 出来上がったおかゆを消毒済みのヨーグルティアの内容器へ入れます。
- 豆乳300ccと米麹100gを計量しておきましょう。
- 3に豆乳を入れて、よくかき混ぜます。おかゆのカタマリが残らないよう注意。
- ヨーグルティアの内フタを閉めます。
- ヨーグルティア本体に入れ、温度55度タイマー9時間にセットします。
- 待つこと9時間で、甘酒豆乳が完成♪
- よくかき混ぜてみると、トロトロでほんのり甘く美味しそうな香りが~。
- そのまま食べてももちろん美味しくて、本当にプリンのよう!まるでスイーツです♪
- ですが、やっぱりブレンダーで滑らかにしちゃいました。そのほうがアレンジもしやすく食べやすいので…。(舌触りにうるさい次女さんのため。というのもありますが^^;)
このままでも、じゅ~ぶん美味しい甘酒豆乳ですが、今回はプリンとココアにアレンジしてみました。この後、さっそくご紹介しますね!
甘酒豆乳のアレンジレシピ
先ほど、作り方の最後でブレンダーで滑らかにしたとありましたよね。実は、一手間かけることで甘酒のアレンジがかなり広がるんです。ノーマルな甘酒も発酵タイムが終わって完成したら、一度ブレンダーにかけて滑らかにしておくことをおすすめします。
この方が、なにかと使い勝手がいいのはもちろん、米麹と醸されたご飯が均一に混ざり合ってお味がぐっと良くなります。
あっ、もしあなたがつぶつぶ食感がお好みなら、もちろん無理強いはしませんが…。(´∀`;)
というのも我が家の場合は、子供たちや主人がつぶつぶを嫌がるんです。
それで、完成した甘酒をブレンダーで滑らかにしたんですが、これが大正解!まるで「ジャパニーズヨーグルトドリンクやん!」と、サラサラ~とした喉越しにあっさりした甘みでクセがない!
これで、おかわりするほど甘酒がお気に入りに♪
甘酒豆乳プリン
材料
- 甘酒豆乳:200cc
- ゼラチンパウダー:小さじ1~2
- メープルシロップ(黒蜜):お好みで適量
作り方
- 完成した甘酒豆乳を鍋に移して、60℃になるまで弱火にかけます。
- コラーゲンたっぷりなゼラチンパウダーを使います。(このゼラチンパウダーは、ふやかす手間がいらないので便利)
- ゼラチンパウダー袋の裏面に200ccの液体に対して、小さじ約3杯(5g)とあったのでその通りにしたのですが…。
あとで判明しますが、固すぎたので1~2杯でOKです。ゼラチンパウダーをはかりで計量してみたら、小さじ2杯が5gでした^^; - 火をとめて、泡立て器でよくかき混ぜて溶かします。
- 型に流し入れて粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やし固めます。
- 固まっていたら、完成♪
- スプーンですくってみると…。「んっ!Σ(´∀`;)カ、カタイ・・・!?」ってことで、次回はゼラチンパウダーを小さじ1にしましょうね。
- でも、お味は美味しいプリンそのもの♪
お好みで、メープルシロップや黒蜜をかけてどうぞ~(*´∀`*)
今回使ったゼラチンパウダーは、ふやかす手間がいらずとっても便利でした!
そう言えば・・・
我が家の次女さんは、プリンが大好物!でも、お砂糖がたっぷりはいっている甘いものを食べると、肘の内側に湿疹が出てしまうんです。めっちゃ痒そうで、そりゃもうかわいそうなことに…。
でも、この甘酒豆乳プリンなら砂糖や乳製品フリーなので、安心して食べることができます^^
もちろんダイエット中のママさんにも、嬉しいスイーツですよね。(もちろん年中ダイエッターの私にも♪)
甘酒豆乳ココア
材料
- 甘酒豆乳:100cc
- ストレートの甘酒(または豆乳):100cc
- 純ココアパウダー:小さじ1
甘酒豆乳オンリーにココアパウダーを溶かしても良いのですが、かなり濃厚なんです。そこで、甘酒(ストレート)で割ってみました。
豆乳で割っても良いですよ。濃度はお好みでどうぞ♪
作り方
- 完成した甘酒豆乳を鍋に移して、同量の甘酒(ストレート)を加え弱火にかけます。
- お砂糖が入っていないオーガニックのココアパウダーを使いました。
- 1の鍋に、ココアパウダーを小さじ1杯入れます。
- 弱火で温めながら、泡立て器でよ~くかき混ぜます。
- 均一に混ざり合って温まったら、火を止めて完成♪(沸騰させないよう注意。温度は60℃までがベストです)
- マグカップに注ぎ入れ、いただきます~(*´∀`*)
さむ~い冬に嬉しい飲み物ココア。でも、市販のココアはかなり甘くって…。
でも、これまた砂糖&乳製品フリー!カラダへの負担が少ないどころか、麹菌と豆乳とココアのコラボで健康効果がアップしちゃってます。
ココアも姉妹ともに大好きなんですよね~。でも、これなら罪悪感ゼロだしカラダに優しいので、安心して飲ませてあげられます♪
それでは、これまで見てきたことを振り返っておきましょう。
まとめ
- 米麹と豆乳で、甘酒豆乳は簡単にできる!まるでスイーツのようで美味しい!
- 甘酒豆乳をブレンダーで滑らかにしておくと「甘酒豆乳プリン」や「甘酒豆乳ココア」などヘルシーなおやつにアレンジしやすい!
- 甘酒豆乳は醸されているので消化吸収がよく、豆乳と麹菌による健康効果が期待できる!
我が家では、甘酒は「酵素たっぷりなストレート甘酒」、豆乳は「豆乳グルグルヨーグルト」として、せっせとヨーグルティアで仕込んでは毎日食べています。
なので正直「甘酒豆乳」には、まったく興味がなかったんですよ(´∀`;)
あ!思い出した!そうそう!甘酒スムージーに豆乳入れてたやん!ってことは、自然に甘酒を豆乳で割っていたことになるのね…。
でもある日、読者さんから質問を頂いたことによって、お水の代わりに豆乳で甘酒を仕込む機会をいただきました。
今回、実際に甘酒豆乳を作ってみると、まるでスイーツのような美味しさに悶絶…!(笑)
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こんにちは!
さっそく読ませて頂きました(*・∀・*)
豆乳での甘酒作り、すっごく楽しみになりました!
まごきょんさんには、突然の質問メールでご迷惑をおかけしました…。
でもまごきょんさんに質問してよかったなって思います♪
こうしてブログでも取り上げて頂いて、ていねいに書いて頂けて…ほんと、ありがとうございます!
いま残ってる甘酒が終わりに近づいたら、甘酒豆乳に挑戦します!
ありがとうございましたO(≧∇≦)O
まついくさん、コメントありがとうございます♪
豆乳で仕込む甘酒作りレポ、お役に立って良かったです(●´ω`●)
こちらこそ、まついくさんの質問のおかげで
甘酒豆乳を作る機会を与えていただき感謝しております!
また、まついくさんもチャレンジされたら
感想をお寄せくださいね!
お待ちしておりますよ~♪
まごきょんさん、こんにちは!
作りました、豆乳甘酒!
私は無調整豆乳で作ったのですが、それでも甘味しっかりある甘味ができました♪
その甘味も口に残らない、さっぱりした甘味でした。
ただ炊飯器で今まで通り、手拭いを掛けて保温するだけだと、なかなか温度が上がらずかなり不安でした。
失敗するんじゃないかと…………。
でも炊飯器のふたを今までよりしっかりめに閉じたら、ちゃんと温度が上がってくれました!
最初低かったせいかわかりませんが、甘味の中に少し酸味を感じる出来になってしまいました(@_@;)
コツ?がわかったので、次はもっと上手にできると思います!
その時はまた、まごきょんさんのこのページをしっかり読んで挑戦します( ☆∀☆)
まついくさん、いつもありがとうございます♪
豆乳甘酒、美味しくできたようで本当によかったです!
炊飯器は各家庭の機種によって違いがあるようですが
まついくさんのようにコツを掴まれたら今後はバッチリですよ♪
ぜひぜひこれからも美味しい甘酒を作って
ヘルシーライフを送ってくださいね~(●´ω`●)
甘酒を作りたいな~と色々検索している中でこちらにたどり着きました。
初めまして、乃(ない)と申します。
早速なのですが、ストレート甘酒や豆乳甘酒の冷蔵保存可能期間はどのくらいでしょうか?
特に、豆乳はそのものが開封後2,3日に飲みきらなければいけないものですが、
甘酒化することでその期間が多少なりとも伸びたりするのでしょうか。
甘酒づくりの方法として、低温・長期間で作成する方法もありますが、当然向きませんよね。
ストレートタイプに関しても、濃縮タイプより劣化しやすいなどのデメリットはないのか気になります。
一度に仕込む量の目安としたいので、お分かりの範囲で回答お願いいたします。
乃さん、コメントありがとうございます♪
甘酒を冷蔵庫で保存される場合は、1週間を目安に飲みきることをおすすめします。
どんなタイプの甘酒も、です。
それ以上を過ぎるとすぐにダメになるというよりは
乳酸発酵が進んですっぱくなったり
アルコール発酵が進んでアルコール臭がしてくるからです。
作る時や保存する際の衛生面に気をつけて、古い材料を使わなければ
甘酒が腐敗することはめったにありません。
(実際、私は甘酒を腐らせたことがないのです)
ですが、手作りの甘酒は火入れをしない限り”生”なので
冷蔵庫に入れていてもどんどん発酵が進みます。
その結果、お味に変化が起こってしまうということです。
もちろん多少酸っぱくなっても、
お料理などに使うことができるのでムダにはならないのですが
美味しく飲むなら冷蔵庫で1週間以内を目安になさってくださいね(●´ω`●)