「甘酒を作って飲みたいけど、ちょっと面倒…」
「もっとカンタンに甘酒ができる方法ってないの~?」
こんにちは。「手抜きで美味しく!」を常にめざしている発酵家庭料理研究家のまごきょんです。
甘酒を作リ続けて、はや数年。お料理や子供たちのオヤツに使ったり、美容のために飲んだりと毎日活躍しているので、すぐになくなるんです。
もちろん新鮮な甘酒のほうが美味しいので、3~4日に1回仕込むのは良いことなんですが…。
「ちと、めんどうやな」ってのが、本音(´∀`;)
あ、もちろんこちらでご紹介している甘酒の作り方も超カンタンですよ!
でも、なんとかもっとずぼらでカンタンな方法がないものか…。と、考えに考えて(?)編み出したのが今回ご紹介する甘酒の作り方です(`・ω・´)b
あ、いえね。ホントは威張るほどの内容でもなく、まじめに作っている方に怒られそう…。でも、お味はバッチリいつもの美味しい甘酒でした♪
ヨーグルティアでズボラな甘酒の作り方!
まず最初に、ここで声を大にしてお伝えしておきたいことがあります。それは、快適な発酵ライフを送る上で
ヨーグルティアを持っておいて損はない!
なぜそこまでして、ヨーグルティアをおすすめするのか。
そんな私のヨーグルティア愛については、後ほど語らせてもらうとして、まずはズボラ甘酒製法を見ていきましょう~(*´∀`*)
美味しいズボラ甘酒の材料と用意するもの
※ヨーグルティアに目一杯つくる量(約1リットル分)- 米麹:乾燥麹100g(又は生麹120g)
- 炊きたてご飯:130g(暖かいご飯ならOK)
- 熱湯:200cc
- お湯:600~700cc
- ヨーグルティア
- ヨーグルティア付属スプーン
ちなみに今回の作り方では、乾燥麹を使っています。
名刀味噌さんの甘酒用乾燥麹( 糖化酵素に特化した白米麹)は、最初からパラパラにほぐれているので便利です。1年中手に入るのもありがたい。
ただし、本来は少量のお水で生麹に戻してから使うよう説明書きにあります。でも今回は、ズボラを目指すため戻さずに使っちゃいました^^;
お砂糖代わりに使うなど、濃厚な甘酒がお好みなら水分は半分くらいに減らしてくださいね。
私はたいてい水分量の多い酵素たっぷりの甘酒にしています。そのワケはこちらで♪
⇒甘酒の作り方!米麹とお粥で酵素タップリなレシピとは?
美味しいズボラ甘酒の作り方
- 炊いたご飯をヨーグルティアの内容器に入れます。(内容器とスプーンは、あらかじめ熱湯消毒しておきましょう)
- そこへ熱湯を注ぎます。(暖かいご飯と熱湯のほうが、ほぐれやすいので)
- よく混ぜ合わせて、ご飯のカタマリがないようにしましょう。
- 半分ちょいの水を注ぎます。(熱すぎると麹菌や酵素が死活してしまうので)
- 分量の乾燥麹を入れます。
- よく混ぜ合わせましょう。
- バラバラになったご飯と乾燥麹です。(カタマリがあると、腐敗菌が優勢になる場となることも)
- さらに、ヨーグルティアの内容器いっぱいまでお湯を注ぎます。(50~55度くらいにしておくとGood!)
- フタをセットして準備完了!
- ヨーグルティアに入れたら、温度は55度に設定。
- タイマーは、10時間に。(今回は乾燥麹をつかっているのと、おかゆじゃなくご飯なので発酵時間をいつもより1時間長めにしました)
さぁ!あとは、発酵が完了するまで待つだけですよ♪
麹菌さんたち、どうぞ美味しい甘酒をよろしくお願いします~!
では次に、発酵タイムが終わったらどうするのかを見てみましょう。
甘酒が出来上がったら
ご飯と米麹とお水をいれて、ヨーグルティアにセットしてタイマーの時間を待てば・・・はい!出来上がり!
なんですが、我が家では甘酒のお味と使い勝手をよくするためにあと一手間だけ加えていますよ。
- こちらが、麹さんたちが頑張って発酵させてくれ完成した甘酒。(ん?さっきの9番の画像と一緒!?じゃないよ~!違いがわかるかな?)
- 甘酒をブレンダーで撹拌して、滑らかにします。
- 醸されたご飯と麹、そして麹が出した酵素や栄養分がたっぷり入った水分。これらが均一に混ざり合いました。
- では、さっそく試飲を!
あ、美味しい~♪甘いけど、スッキリしてる!いつもの美味しい甘酒ができたわ♪ズボラでも全然大丈夫!
いやいやいや~。炊飯器派さん、カンタンすぎてごめんなさいね~。炊飯器の保温機能を使うのって、実は温度管理がけっこう大変なんですよねぇ。
フタを開けて調節しても、熱すぎちゃったり冷めすぎちゃったり。これだと麹菌たちも、安心して働けないんじゃ…(;´▽`A“
それから保温ポット派さんも、カンタンすぎてごめんなさいね~。
保温ポットや魔法瓶にセットしてから4時間後に、お鍋で1分あたためる。そして再び4時間保温ポットに入れ完成。電気代はかからない。
でも、この方法ってかなり面倒ですよね!?だって放置できませんから…。
我が家では、夜に甘酒を仕込むことが多いですね。
寝る前に、ヨーグルティアにセットしておけば翌朝できたての甘酒が飲めるのでとてもありがたいです。
おっと!もしも「失敗かな?」と思ったら、こちらもご参考に。
⇒甘酒を失敗しちゃった!3つの原因とムダにしない活用法とは?
もちろん、家にあるものを利用する点では炊飯器や保温ポット(魔法瓶)はナイスなんですが「甘酒作りは手間がかかる」という印象を拭いきれません。
そこで、私が長年愛してやまない発酵食作りの強い味方!ヨーグルティアの登場なんです(* ̄ー ̄)”b”
発酵ライフの必需品!ヨーグルティア
そう。当ブログでちょいちょい登場しているヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」。発酵食マニアならぜひ愛用し倒すべく、必須アイテムと言っても過言ではありません。
我が家でも、いつ買ったっけ?ってくらい長年の付き合い。しかも今は、2台のヨーグルティアを使っています。(ピンクと青)
タニカさんは、日本で初めてヨーグルトメーカーを作った会社。
ちなみに普通のヨーグルトメーカーだと、温度設定が25℃~45℃と範囲がせまくタイマー機能がない場合も多いです。
その点ヨーグルティアは、温度設定が25℃~65℃で1度ずつ変えられますし、1~48時間タイマーも。ホントにいたれりつくせりなんですね。
だから、あらゆる発酵食を作ることができるんです♪
ヨーグルティア(KAMOSICO)を毎日1回(8h)程度使用した場合の1ヵ月の電気料金は約80円です。
タニカ公式サイトより
甘酒を作る時は、先ほどもお伝えしたように炊飯器の保温機能や保温ポット(魔法瓶)を使う場合が多いのですが、これらは放置することが難しい。
しかも!なんと、我が家には炊飯器がないんです!結婚以来、土鍋やお鍋でご飯を炊いていますよ。
などなど、発酵食はもちろんのこと温泉卵までお手軽にできちゃいます。
温度設定とタイマー機能がついているので、私のような
けっして回し者じゃないですが、一家に一台あって損はさせません!むしろ、発酵食作りのハードルがぐんと下がるので、あなたとご家族の美容と健康に役立つこと間違いなしです(`・ω・´)ゞ
それでは、これまで見てきたことを振り返っておきましょう。
まとめ
- 甘酒ズボラ製法とは?
- おかゆを作らなくて良い!
- 乾燥麹は水で戻さなくて良い!
- ヨーグルティアを使えばほったらかしで発酵完了!
- ヨーグルティアは発酵ライフの必需品!
- ヨーグルティアなら寝ている間や出かけている間でも放置でOK!
- ヨーグルティアの温度設定は25℃~65℃で1度ずつ変えられる!
- ヨーグルティアには、1~48時間のタイマー機能がついている!
- ヨーグルティアの電気代は、毎日8時間使っても1ヶ月あたり約80円と激安!
- ヨーグルティアは、甘酒だけでなくあらゆる発酵食品を作ることができて重宝する!
ヨーグルティアを利用すると、甘酒作りのハードルがググーンと下がるということ。伝わりましたでしょうか。
簡単で美味しくてヘルシーな発酵食をどんどん、しかもサクッとズボラで作ることができる幸せ…(●´ω`●)
あと、美味しい甘酒を作るための米麹選びに迷ったら、こちらも参考にどうぞ♪
⇒もう悩まない!手作り甘酒におすすめの米麹5つとは?
これもまた、ステキな食育ですよね。
もしあなたも、ヨーグルティアで発酵食作りに目覚めたら、どんなものが出来上がったかなどぜひコメント欄でお知らせください~!
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はじめまして!甘酒づくり初心者です。
こちらのサイトを参考にさせていただき、日々手作り甘酒を楽しんでいます。びっくりするくらいとっても美味しいです!
ところで、ヨーグルトメーカーの温度設定をこちらでは55℃とされていますが、60℃と書かれているレシピやサイトも多いように思います。
この5度の温度差には、何か理由や秘密があるのでしょうか??
yuyuさん、コメントありがとうございます♪
甘酒ライフのお手伝いができているなんて、私もとっても嬉しいです^^
ヨーグルティアの温度設定ですね。
私が一番最初に甘酒について習った座学で
「麹の活性が最も高くなる温度は55℃。なので、甘酒を作るときも55℃を意識すると良いですよ。」
醸せ師の先生に教えて頂いたからです(●´ω`●)
お返事ありがとうございます♪
なるほど、麹にとっては55℃が一番良いのですね~。勉強になります。
もうひとつ、ご相談していいでしょうか?
私のつくる甘酒は、市販のものよりどうも甘さがかなり控えめな感じになるのです。(乾燥麹ともち麦ごはんで、55℃×10~11時間でつくっています。)
こちらのレシピではもともと甘さ控えめに仕上がるのか、もち麦が混ざっているのがよくないのか、時間をもっと延ばしたほうがいいのか…
おかゆらつくってもごはんからつくっても、同じくらいの甘さになります。
ほんのり甘い感じで、飲む分には十分おいしいのですが、甘さが足りないと、きちんと栄養ができていないのかも?と不安もあって…
もう少し何か工夫したほうがいいのか、甘さ控えめで大丈夫なのか、ご教示くださいませm(_ _)m
yuyuさん、いつもありがとうございます^^
私がご紹介しているレシピは、甘さ控えめですよ~。
そして、低カロリーで酵素がたっぷりです。
こちらこ記事を参考になさってみてくださいね。
⇒甘酒の作り方!米麹とお粥で酵素タップリなレシピとは?
ただし、使う米麹によって、仕上がりが違うのは確かです。
もち麦が混ざっているのは問題ないですよ。私も雑穀入りのご飯で作ることがありますから。
yuyuさんが作られる甘酒が飲むのに十分美味しいなら、まず問題ありません。
必要な栄養素や酵素もたっぷりなハズです~(*´ω`*)♪