「お土産にへしこを貰ったけど、どうやって食べるの?」
「へしこって焼く以外の食べ方ってないの?」
こんにちは。まだ「へしこ」を食べた事がない、発酵食品勉強中の主婦Maiです♪
今回は、へしこについて勉強してみましたよ^^
へしこを見た瞬間、「私絶対、コレ好きかも~」って思っちゃいました!「お酒好きだからかな?」へしこをおつまみに焼酎グビッと…。
ちょっと味にクセがありそうなのが好きなもんで^^;だから、旦那と結婚したのか~。(オイッ)
調べてみると、へしこをお土産にもらう人がちらほら。へしこを知らない人からすると「ナニコレ?」ですよね^^;
そして、へしこを食べたことがあっても「焼く」以外に思いつかない…。と、へしこをじーっと見つめているあなたへ!
今回は、そのお悩みをスッキリ解決していきましょう。
- へしこの食べ方は?洗うのがいい?
- そもそもへしこって何?
- ツウは生?へしこを刺身で食べるの!?
- へしこを使ったアレンジレシピ
などなど。これらについて、今からご紹介していきますね♪ きっと、あなたもへしこツウになること間違いナシですよ^^
へしこの食べ方は?洗うのがいい?
へしこの基本的な食べ方といえば、やっぱり「焼き」ですよね。上手な焼き方があるので、一緒にみていきましょう♪へしこの食べ方:焼く!
では、さばのへしこ1本をさばく場合の手順を。
- 包丁で、頭と尾を切り落とす。(手を切らないように気をつけて切ってくださいね)
- 3枚におろす。(できれば、魚をおろせる人にやってもらいましょう)
- おろした切り身を3等分に切り分ける。
- 切り分けたへしこは、サッと糠を落としてグリルで焼く。
ここで、2つポイントがあります。
- まな板に糠がつくのがイヤな人は、牛乳パックをまな板代わりに使うと便利ですよ。使い終わったら、ポイっと捨てられますからね。
- グリルでへしこを焼くときは、アルミホイルをしくと糠が下に落ちません。
ん?今、こんな声が聞こえましたよ!「糠は、キレイに取ってから焼きたいなあ」って。
そう思いますよね~。「糠を洗うのか?残すのか?」は、へしこ初心者には迷いどころですから…。
でも焼くときは、ある程度糠が付いているほうがふっくらと焼けるんです!焼いた糠は、風味がつくのでへしこをより美味しくいただけますよ♪
「どうしても、糠が苦手なんです^^;」って人は、へしこについた糠を洗い落としましょう。「絶対に洗っちゃダメ!」ってわけではないですからね♪
洗う前に、へしこの糠を払い落としましょう。これがそのまま、旨みたっぷりのふりかけになります♪
というわけで、これが一番ポピュラーなへしこの食べ方です。
つづいてツウな食べ方へ行く前に、「へしこって一体何者なのか」これを押さえておくことに、実は深い意味があるんです。
私も知りたかったので、一緒にみていきましょう!
そもそもへしことは?
へしことは、福井の名産品で若峡地方の伝統料理なんです。へしこが出来上がるまでに、約1年もかかるんですね。ホントに、奥が深い…。
そして、へしこは江戸時代の中ごろから作り始められたそうです。今でも、こうやってみんなから愛され続けているんですね^^
しかも、へしこが発酵食品って知ってました?
糠のおかげで乳酸菌が豊富に入っていて、体にとっても良いんです。おまけに、腸内環境を整えてくれる植物性乳酸菌なんですよ♪
滋賀県の伝統特産品「鮒寿司」も、おなじく植物性乳酸菌たっぷりな発酵食品なんです。お茶漬けで食べるのがまたうまいッ!
というわけで、へしこを学ぶと「食べてみたい!」って気持ちが沸いてきません?
続いては、「ツウの方はこうやって食べている!」をお伝えしますね♪ やっぱり、食べなれてる人は焼きだけでは満足しないんです!
私なら、焼きよりツウな食べ方を試してみたいかな~。よだれが出ちゃう前に、さっそくいってみましょう^^
ツウは生?へしこを刺身で食べるの!?
さあ、お待たせしました♪ やっぱり、ツウの人は焼くだけではないんですね。
「どうやって食べるかって?」それは、刺身で食べるんです。
「ゲゲゲ!刺身?絶対ムリ」って言わないでね~。
生と言っても、塩漬けにしているのでマグロの刺身をイメージしてはいけません^^;どちらかといえば、スモークサーモンに似てるかな…。
でも、「どうやって刺身で食べるのか」不思議ですよね。ちょっとだけ骨を取るのに手間はかかるけど、試す価値アリですよ♪
へしこを刺身にする食べ方
- へしこの切り身をしっかりキレイに水で洗い、糠を落とします。
- 背びれ・尾びれ・胸びれを切り落とし、中骨を抜く。
- へしこの薄皮をはがす。
- 食べやすい大きさに切って食べる。
ちなみに、レモンやわさびと一緒に食べるとサッパリして美味しいですよ^^
焼きに慣れた人は、ステップアップとして刺身をチャレンジしてみては?逆に、焼きよりも食べやすいかもしれませんね。生なので、乳酸菌も生きているし♪
あと、薄くスライスした大根に巻いて食べるのもgoodですよ^^
「う~ん。でも、へしこがまだたくさんあるんだよね…」
「焼いたり刺身も飽きちゃいそう~」
って必ず思うよね。
私も、食べているうちに思いそう(笑)そんなあなたと私のために、アレンジレシピを探してきましたよ♪
これさえ覚えておけば、家族も喜んでくれるはず!それでは、一気にいってみましょう^^
へしこを使ったアレンジレシピ
へしこは、いろんな料理に合っちゃいます♪ アレンジに使う場合は、サッと焼いたへしこを使うと旨みもアップ^^へしこのおすすめアレンジレシピはコチラ!
- パスタ:ぺぺロンチーノの具として。風味も出て美味しさアップ
- ピザ:トマトに意外と合うのでピザの具としてお試しあれ
- お茶漬け:ご飯の上にほぐしたへしこをのせてお茶をかける
- サンドイッチ:ほぐしたへしこにマヨネーズを加えてツナ代わりに
- バーニャカウダ:アンチョビの変わりにへしこを入れる
- チャーハン:へしこをほぐしてチャーハンの具に
- 雑炊:お好みのぞうすいの上にほぐしたへしこを乗せる
- お寿司:へしこの生をスライスして甘酢につけて、押し寿司にする
へしこチャーハンもお手軽で美味しそうですが、私なら押し寿司にチャレンジしたいかも。
「料理の腕上がったんちゃうん?」って絶賛されそう!そして、私のお酒がススムな~。(ヤバッ^^)
それに、へしこはアンチョビ代わりに使えるので、洋風料理にも合うんですね。
ホントビックリ!へしこを軽く焼いたのをほぐして保存しておけば、使いたいときにすぐ活用できるので便利ですよ♪
もうすでに、ネットでへしこを頼みたくてウズウズしてますから(笑)「どれにしようかな~」って選ぶのが楽しみやわ~^^
ちなみに、私が一番気になっている商品がコチラです♪
それでは、これまで見たことをまとめておきましょう♪
「へしこの食べ方」まとめ
- へしこを焼いて食べる場合、糠は洗わずにさっと取るくらいで。(糠がついている方が、風味がアップし美味しくいただける)
- 塩分や血圧が気になる人は、焼きの場合もしっかり糠を洗い落とす。
- 洗う前に払った糠は、そのまま旨みたっぷりなヘルシーふりかけに。
- へしこは伝統的な発酵食品で、食物性乳酸菌が豊富に入っている。
- ツウは、へしこを生(刺身)で食べる。(骨をきちんと取り薄皮をはがしましょう)
- へしこは洋風の料理にも合うので、色んなアレンジが可能。
どうです?へしこを試してみたくなりましたか。これなら、お土産で頂いてもあっという間になくなりそうですね。
へしこは、日本古来の保存方法(発酵)でずーっと食べ続けられてきた伝統郷土料理。一度は試してみたいですよね。
ハイっ(笑)というわけで、「へしこのすべて?」とは言いませんが、少しはへしこの魅力が伝わったでしょ^^
「へしこって聞いたことあるな~」ってふわんとしていた私も、今では「絶対に食べてみたい」という気持ちに変わっちゃってます♪
へしこを食べると、あなたもきっと大切な人に「この深い味わい」を伝えたくなりますよ^^
Maiさん、へしこの食べ方についてまとめてくださりありがとうございました♪
ぜひ、へしこデビューを果たしてくださいね!
そうそう、とうとう鯖のへしこを仕込みましたよ。レポートしたのでご参考に^^
⇒へしこの作り方は意外と簡単!?ワークショップでの仕込みレポート!
⇒へしこの作り方!鯖のさばき方や塩漬けの方法&改善点とは?
当ブログの管理人”発酵家庭料理研究家のまごきょん”はこんな人!?
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⇒このブログをはじめたワケは
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