ぬか床 水切り 方法01

「ぬか床が水っぽくなってきたけど、水きりの方法が分からない!」


こんにちは、発酵食品大好き主婦のsayaです^^

ぬか床に野菜を漬けていると、水はどうしたって溜まるもの…。水気を放置していると、ぬか床にカビが生えたり腐敗の原因にもなるので、水きりは絶対にしないといけません。


でも、具体的にどうやって水をなくしたらいいのか分からないですよね。(私も今では慣れたものですが、ぬか床を始めたときは悩んだものです^^;)

そこで今回は、私も実践している簡単な水抜きの方法3つ紹介していきますよ。

ぜひ、あなたの「ぬか床管理」の参考にしてみてくださいね。ではさっそく見ていきましょう!




意外と楽チン!ぬか床の水切り方法3つとは?

あなたの今のぬか床は、どんな状態ですか。もしも水がたくさん溜まっている状態だったら、よろしくないですね…。

水分があると塩分が薄まって、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうので^^;

でも大丈夫!今から、水を減らすにはどうすればいいのかを見ていくので、すぐに対処できるようになりますよ。

まずは、ぬか床の水切り方法を一覧で紹介しましょう。

ぬか床の水切り方法3つ
  1. ぬか床に穴を掘って水を吸う
  2. 足しぬかをする
  3. 乾物を入れる

では、1つずつお話していきますね。

ぬか床の水切り方法その1:ぬか床に穴を掘って水を吸う

  1. ぬか床を平らにしたら、どこか一部にくぼみを作る
  2. くぼみに水が溜まるので、綺麗なキッチンペーパーで吸う

ちなみに、市販で「水抜き器」というのもありますよ。ぬか床に容器を差し込むだけなので、とっても楽チン!詳しくはコチラで^^


この水切り方法は、特別に用意するものがないのですぐにでも実践できるでしょう。ぬか床が大洪水をおこしている場合は、効果テキメン


ただ、「微妙に水分が多いんだよな~」というぬか床にはあまり効果がありません^^;私は、ぬか床を手で絞ってみて「ポタッポタッ…」と垂れるくらいのときにやってみたのですが、水は溜まりませんでした。

というのも、私は祖母からこの方法を使わなくてもいいように、「日常的に管理しなさい!」と言われているんですよね。

なぜ祖母がそう言っていたかというと、実はこの方法で水切りをすると「ぬか床のうま味」も一緒に捨ててしまうことになるんですよ^^;(せっかく野菜をたくさん漬けてできたのに、もったいない!)

祖母いわく、毎日ぬか床を気にして水切りの対策をすれば、たくさん溜まることはないんですって。


日々の対策って言われても…」と思いますよね^^;そこで、次の方法を見てみましょう。

ぬか床の水切り方法その2:足しぬかをする

足しぬか

  1. ぬか床をギュッと握ったとき、水がジワ~ッと出てくるくらいまでぬかを混ぜる

ぬかだけをプラスするときは、ぬかの重さの7%分の塩も必要。面倒なときは、市販の粉末ぬか床でもOK!


ぬか床のうまみを含んでいる水を無駄にしないためにも、足しぬかはおすすめですよ^^

祖母も私も実際にしているんですが、だいたい1~2週間に1回くらいのペースで足しぬかをしています。(ぬかと塩の配合がめんどうなので、2人とも市販の粉末ぬか床を使用!)

私がおすすめしたい市販のぬか床はコチラで!
ぬか床のおすすめ5つとは?祖母や私が使っているものを紹介!


ちなみに、新しくぬかを足したぬか床は全体に比べて乳酸菌が少ない状態なので、新しく野菜を漬けたりせずに混ぜるだけにしておきましょう。

また野菜を漬けられるようになる目安の日程
  • 冷蔵庫保存:2~3日
  • 常温保存:(夏)1~2日(冬)2~3日
くらいです^^

また、市販のぬか床は毎回違うものを混ぜていくと、自分のぬか床の味も変化していきますよ^^

なので、複数のぬか床を混ぜていくのも1つの楽しみですよね♪


では、最後の方法を見ていきましょう。まさしく一石二鳥な方法ですよ~^^



ぬか床の水切り方法その3:乾物を入れる

ぬか床水切り方法 乾物

おすすめの乾物はこちら。
  • 切り干し大根
  • 干し椎茸
  • 乾燥大豆
  • にぼし
  • 乾燥米麹
などをぬか床に入れて水切りをするんですが、入れかたは次の通りです^^

切り干し大根
ササっと洗ってからネットに入れ、柔らかくなるまで入れます。

ぬか床から出したら水で洗って、ごま油とごまと一緒に和えると美味しいですよ!小鉢とかに最適^^

マゴキョンマゴキョン

切り干し大根は、ぬか床との相性バツグンですね!水っぽさがなくなる上に、栄養たっぷりで美味しく戻すことができますよ。



ポリポリとした歯ごたえが最高!かむほどに旨みが広がってきます♪

干し椎茸
そのまま混ぜる。丸々よりも、スライスのほうが混ぜやすいのでおすすめ。

柔らかくなったら食べごろなので、取り出してくださいね。我が家では軽く洗ったあとは、味噌汁に入れて食べています♪

乾燥大豆(遺伝子組み換えをしていないもの)
そのまま混ぜる。水分を十分に吸った大豆はパンパン!ひじきの煮物にすると、とっても美味しいのでお試しを。

ちなみに大豆は放置すると、芽が出ることがあるのでちゃんと取り出しましょう^^

にぼし
頭とはらわたを取って混ぜる。ただ動物性の食品は、入れすぎるとぬか床が臭くなったり腐敗したりするので、入れるなら量を少なめにしましょう。

私のぬか床は3キロあるんですが、4cmくらいのにぼしを8本入れています^^

柔らかくなったら取り出して、干し椎茸と一緒に味噌汁にイン!

乾燥米麹
1キロに対して20gを混ぜる(入れたままでOK)

米麹は出して食べたりはしませんが、水切りをしてくれるだけでなく乳酸菌などのバランスを整えてくれるんですよ。

そのおかげで、美味しいぬか漬けができあがるのでおすすめです^^

マゴキョンマゴキョン

米麹を入れると、麹菌パワーも加わるので酵素が増えて味に深みがでますね♪

ぬか床に乾物を入れると水切りだけでなく、うま味をプラスしてくれるので嬉しいですよね…。

それに美味しく食べられるものが多いのも嬉しいところ♪ あなたもぜひ、色々な乾物を試してみては?


さて、ここまでぬか床の水切り方法を見てきましたが、最後にまとめておきましょう。

まとめ

  • ぬか床の水切り方法3つ
    • ぬか床にを掘って水を吸う(便利な水取り器もあり)
    • 足しぬかをする
    • 乾物を入れる(切り干し大根、干し椎茸、乾燥大豆、にぼし、乾燥米麹など)

どうしても「ぬか漬け=野菜」のイメージがあるので、漬けるものが野菜に偏りがちになってしまいますよね。(実際、私もそうでした^^;)

もしも、ぬか床がペチャっとなってきたら、まずは乾物を入れてみましょう。

そうすれば自然に水切りをしてくれるし美味しくなるし、水分管理が一気に楽しくなりますよ…。

私は祖母に「ぬか床には正解がないから、いろいろ試したほうが良い」と言われています^^(そのほうが楽しいですし!)

だからあなたもぜひ足しぬか乾物などで、楽しみながらぬか床をお世話してあげてくださいね。


マゴキョンマゴキョン

Sayaさん、ぬか床の水切り方法についてまとめてくださりありがとうございました♪

大変参考になる内容で、私も勉強になりました♪ ぬか床の手入れについてはコチラも参考にどうぞ!
ぬか床の手入れ!臭い?カビも!これってもしかしてトラブル?!


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