「トマトのぬか漬けの作り方が知りたい!」
「トマトはどのくらいの時間漬ければいいの?」
こんにちは、発酵食品大好き主婦のsayaです^^
トマトのぬか漬けってしたことあります?あまり聞かないので、「美味しいのかな?」と疑問に思う人も多いでしょうね。
でもトマトのぬか漬けは、トマトの甘みが引き立つしとってもジューシー!市販されているトマトジュースよりも美味しいんですよ♪(私的にはね^^)
私も始める前は心配だったんですが、一度試しに漬けてみるとハマってしまって…^^
でも、トマトのぬか漬けって皮があるせいか他の野菜とちょっと作り方とか漬け時間が違うんですよね。
そんな私も、実は何回か失敗したんですけど^^;あなたには、一発で美味しいトマトのぬか漬けを作ってもらいたいので、今回は
- 作り方
- 漬け時間
- 失敗例
さて、ではさっそく作り方から見ていきましょう~。もちろん、気になる漬け時間も一緒に紹介しますよ!
トマトのぬか漬けの作り方は?気になる漬け時間もスッキリ解消!
先ほども言いましたが、トマトのぬか漬けはホントに美味しいのでおすすめですよ!では、さっそくトマトのぬか漬けの作り方を紹介していきますね。トマトのぬか漬けの作り方
- トマトをきれいに洗って、へたを取る
- フォークで数か所穴をあける(ミニトマトは1ヶ所くらいでOK)
- 時間をみて取り出したら、ぬかを水で洗い流して完成!
作り方自体はとっても簡単なんですが、問題は漬け時間!時間によって、美味しさが変わってくるのでここは重要ですよ!
では、漬け時間についてお話ししますね…。
トマトのぬか漬けは、大きいトマトとミニトマトで漬ける時間が変わってきます。もちろん、室内の温度やぬか床の水分量とかでも変わるんですが、私が漬けている時間はこのくらい。
- 大きいトマト:常温(24度くらい)3~4日
- ミニトマト:常温(24度くらい)2~3日
ちなみに、冷蔵庫だと倍の時間がかかりますね…。なので、早く漬けたいなら常温で保存するのがおすすめですよ!
とはいっても、トマト自体にクセがあるので「どうなっていれば完成」なのか分かりにくいと思います。そこで次は、実際に私が経験した失敗例を紹介しますね。
こうなってなかったら成功!トマトのぬか漬けの失敗例とは?
トマトのぬか漬けの失敗する理由、それは「漬かり不足」がほとんどです。(まあ、皮が丈夫だから仕方ないんですけど…^^;)- 漬けたはずなのに普通のトマトのまま⇒漬け時間が全然足りていないから
- 皮だけが辛い⇒漬かっている途中
私も初めてトマトを付けたときは、見事に失敗(笑)完全に普通のトマトでした^^;(皮すら辛くなってなかった…)
トマトの皮って、繊維質がかなり強くて消化されにくいんですよね。そのまま、う○ちとして出てきちゃうほど…。だからぬか漬けの場合でも、穴をあけるとか工夫しないと漬かりにくいんでしょう。
そうそう、漬け時間を短くしようとしてトマトを湯むきするのはおすすめしません!
ぬか床に慎重に漬けたはずが、取り出してみると破裂してました(泣)トマトの一番美味しい種のチュルチュル部分は、そのすべてが乳酸菌たちのエサに…。
そのおかげで、美味しいぬか漬けができるぬか床が育ちますね^^;
ちなみに湯むきをしたトマトは、大きくても1日で漬かりますよ。早さをとるか、美味しさをとるか…難しいところですね~^^;
どんな栄養がアップするのか、気になりません?なので次は、トマトに含まれる栄養を紹介してきますよ。
トマトのぬか漬けを食べるのがもっと楽しくなるように、その効果についても紹介しています!
効果を知れば食べるのが楽しくなる!トマトの栄養とは?
ぬか漬けにして増える栄養素を知る前に、トマト自身が持っているものを見ておきましょう~。栄養素については、五訂増補日本食品標準成分表を参考にしました^^あと、大きいトマトとミニトマトでは栄養の量が違うので、参考までに紹介しておきますね。
トマトの栄養素と効果
()内の数値は、100gあたりの(大きいトマトの量/ミニトマトの量)になります。水分(94.0g/91.0g) | トマトは90%以上が水分! |
---|---|
たんぱく質(0.7g/1.1g) | 血・筋肉などを作る |
脂質(0.1g/0.1g) | 体を動かすエネルギーになる |
炭水化物(4.7g/7.2g) | 脳を動かすエネルギーになる |
ナトリウム(3mg/4mg) | ミネラルを血液に溶かすのを助ける |
カリウム(210mg/290mg) | 体内のナトリウムを外に出す |
カルシウム(7mg/12mg) | 歯や骨の材料になる |
マグネシウム(9mg/13mg) | 血中コレステロールを減らす |
リン(26mg/29mg) | カルシウムと一緒に歯や骨になる |
鉄(0.2mg/0.4mg) | 酸素を運ぶ赤血球(ヘモグロビン)の材料になる |
亜鉛(0.1mg/0.2mg) | 味覚を正常に保つ |
銅(0.04mg/0.06mg) | 生活習慣病の予防 |
マンガン(0.08mg/0.10mg) | 血糖値を下げる、疲労を回復させる |
αカロテン(4µg/4µg) | 抗がん作用、アンチエイジング |
βカロテン(540µg/960µg) | 皮膚や粘膜を強くする |
αトコフェロール(0.9mg/0.9mg) | 抗酸化作用、炎症を抑える |
γトコフェロール(0.2mg/0.5mg) | ナトリウムを体外に排出する |
ビタミンK(4µg/7µg) | カルシウムを歯や骨にする |
ビタミンB1(0.05mg/0.07mg) | 炭水化物の代謝を助ける、イライラを抑える |
ビタミンB2(0.02mg/0.05mg) | 脂質の代謝を助ける、肌荒れを防ぐ |
ナイアシン(0.7mg/0.8mg) | 皮膚や神経を健康に保つ |
ビタミンB6(0.08mg/0.11mg) | たんぱく質の代謝を助ける、免疫を高める |
葉酸(22µg/35µg) | 赤血球やDNAを作る |
パトテン酸(0.17mg/0.17mg) | 疲労を回復する |
ビタミンC(15mg/32mg) | コラーゲンを作る、免疫力を高める |
そして、ぬか漬けにすることで増える栄養素は、
- たんぱく質
- 炭水化物
- カルシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミンA(αカロテン、βカロテン)
- ビタミンE(αトコフェロール、γトコフェロール)
- ビタミンB群(B1、B2、ナイアシン、B6)
食べやすい・甘みも強い・さらに栄養も高まって、一石三鳥です♪
さて、ここまでトマトのぬか漬けについて色々見てきました。最後に復習もかねて、まとめをみてみましょう。
まとめ
- トマトのぬか漬けの作り方は
- トマトをきれいに洗って、へたを取る
- 数ヶ所フォークで穴をあける(ミニトマトは1ヶ所)
- 時間をみて取り出したら、ぬかを水で洗い流して完成
- 漬け時間は、トマトの大きさや室温・ぬか床の状態にもよるが
- 大きいトマト:常温(24度くらい)3~4日
- ミニトマト:常温(24度くらい)2~3日
- トマトのぬか漬けの失敗例は
- 漬けたはずなのに味に変化がない
- 皮だけが辛い
- 栄養をたくさんとるなら、ミニトマトのぬか漬けがおすすめ!
というのも、トマトは水分が多くてぬか漬けには不向きとのこと…。たしかにトマトを漬けると、ぬか床に水分がたくさん染み出るんですよね。
祖母の場合、ぬか床をいちいち整えるのが面倒とのことでした。ぬか床の扱いになれていないと、ぬか床自体をダメにしてしまうこともあるので注意しましょう^^;
という私は、もうトマトのぬか漬けの美味しさを知ってしまったので、夏には祖母が作ったトマトを漬けますけど(笑)
トマトのぬか漬けって作り方はとっても簡単で美味しいんですけど、漬けたあとの「ぬか床の手入れ」が大事なんですよね。
だからトマトを漬けるなら、ある程度慣れてからがおすすめです^^もし、ぬか床の水分が増えすぎたらコチラを参考に対処してみてください!
⇒ぬか床の水切り方法3つとは?簡単に楽しみながら管理しよう!
Sayaさん、トマトのぬか漬けについて詳しくまとめてくださりありがとうございました♪
我が家では、毎年家庭菜園(自然栽培)でミニトマトを作っています!なので、ミニトマトのぬか漬けが今から楽しみです~^^
そうそう!その他の変わり種のぬか漬けはコチラでチェックしてください~♪
⇒ぬか漬けの変わり種シリーズへ
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