「今度、旅行に行くんだけど…」
「留守の間、ぬか床はどうすればいいの?」
こんにちは、発酵食品大好き主婦のsayaです^^
ぬか漬けはかきまぜなど、毎日のお世話が欠かせません。でも旅行だったり年末年始などで、どうしても留守にするときがありますよね…。
そんなとき、どう対処すればいいのか悩む人って多いんじゃないでしょうか。
かくいう私も、ぬか漬けを作って初めての年末年始はどう留守番させようか困ったんですが…^^;
今では留守にする期間によって対処法を変えられるくらい、ぬか床の扱いに慣れました。
そこで今回は、以前の私のように困っているあなたのために、私が実践している対処法を紹介しますね。最後まで読めば、きっと安心して旅行にもいけますよ!
では、さっそく見ていきましょう^^
旅行で留守に!ぬか床の期間別対処法3つとは?
ぬか床の中では小さな菌たちが生きているので、日々ぬか漬けの状態は変わっていっています^^ここでは、実際に私が留守にすることが多い期間である
- 2~4日
- 1週間以上
- 1ヶ月以上
では、まず2~4日間留守にするときの対処法からお話ししていきましょう。
2~4日間留守にするときのぬか床の対処法
私は、3連休で実家に帰るときにこの方法を使っていますよ^^たいてい金曜の夜にぬか漬けの対処をして、土曜日に出発していますね。
さて、気になる対処法ですが、やることはたったの3つだけ!
- ぬか床から漬けた野菜を取り出しておく
- ジップロックにぬか床を詰める(空気が入らないように注意して)
- しっかりチャックをして冷蔵庫で保存する
とっても簡単でしょ?しかも、ぬか漬けをすでに冷蔵庫で作っていたり、常温だけど容器を冷蔵庫に入れられる場合はもっと楽ちん!
その手順は、
- 野菜を取り出したあと、ぬか床を押して中の空気をぬく
- ぬか床の表面をならしたら、容器の内側をきれいに拭いておく
- 空気と触れ合わないように、ぬか床の上にラップをかける
- ふたをして密閉する
これだけ^^ちなみに私は、カメでぬか漬けを作っている(しかも常温)ので、ぬか床をジップロックに移して保存していますよ。
なので、ぬか床の空気抜きやジップロックに詰めるときは結構気を使わないといけません^^;発酵を抑えることができれば、2~4日間程度は安心して留守にすることができますからね。
そして、ぬか床の復活方法ですがこれまた簡単!
- きれいに洗っておいた容器にぬか床を戻して、よくかき混ぜるだけ^^
ちなみに、翌日には使えますよ。2~4日間の留守ならこれらの対処法でも大丈夫ですが、1週間となると別の対策をしないといけないんですよね…。
というのも、この方法だと雑菌の魔の手から逃げられないから^^;
「雑菌の魔の手」・・・いやぁ~~っ!つまり”腐敗菌”が忍び寄ってくるってことですね!これは絶対に、大切に育てたぬか床のためにも避けたいです(汗)
なので、1週間以上旅行で留守にするようなら、次の対策をしておきましょう~。
1週間以上留守にするときのぬか床の対処法
私は前まで、年末年始に1週間実家に帰るときも2~4日間の対処法を使っていたんですよね。そのときはへんなニオイがしなかったんですが、その可能性があることを知ったころからは次の対処法をとるようにしています♪ その方法とは、
- ぬか漬けしている野菜は取り出しておく
- 足しぬかをして、しっかり混ぜる(ぬか床を絞っても水が出ないくらいまで)
- ぬか床を押して中の空気を出したら、表面をならす
- 容器の内側をきれいに拭く
- ぬか床の表面に塩をかける(1週間なら5㎜、2週間なら1㎝くらい)
- 塩の上からキッチンペーパーをかぶせて蓋をする
- 冷蔵庫で保存
私は寒い時期にこの対処法をとるので、冷蔵庫ではなく常温で保存しています^^(そもそもカメが大きくて冷蔵庫に入らないですし…)
とはいえ、常に直射日光の当たらない涼しい場所に置くようにしていますよ。
1週間留守にするときの対処法って、2~4日間のときの対処法と違ってちょっと手間がかかりますよね。
というのも、発酵を抑えると雑菌をやっつける乳酸菌が増えない。つまり腐敗菌(雑菌)に対して弱くなってしまうんですよね。
とくに水分を含んだぬか床は、カビも生えやすいですし…^^;
だから、この対処法をするときは「水分控えめ」で「塩分多め」であることに気をつけましょう!
そして、ぬか床を復活させるのもちょっとした手間が必要ですなんですよね。その手順は、
- キッチンペーパーと塩のついた表面のぬかは捨てる(塩がしみている部分は色が変わっているので、その部分も一緒に)
- ぬか床をよく混ぜたら捨て漬けをする
- 捨て漬けをしながら、2~3日様子をみる
- まだ塩辛いようなら、ぬか床を3分の1くらいとって足しぬか(塩入りじゃないもの)を入れる
- よく混ぜて、捨て漬けをしながら2日ほど様子をみる
ちなみに私のぬか床は3キロくらいありますが、最初の捨て漬けで復活させることができますよ^^
でも、小さなぬか床だとなかなか塩気がとれないことが多いかもしれません…。
とはいえ、塩辛いぬか床をとって足しぬかをすれば、元通り使えるようになるので諦めないでくださいね^^
ちなみに、とったぬか床は冷凍しておいて、のちのち足しぬかとして使うことができますよ。
…ということは、1ヶ月以上の長期旅行の留守にも使えるということですね!
とはいえ、どのようにぬか床を冷凍すればいいのか?さっそく次に、見ていきましょう~♪
1ヶ月以上留守にするときのぬか床の対処法(冷凍方法)
私は長期の旅行に行くことがないんですが、祖母のぬか床をもらうときに冷凍保存を使っています^^その方法は超カンタン!- ぬか床をジップロックに入れる(冷凍すると空気が膨張するので、しっかり空気を抜いて詰めてくださいね)
- チャックをしっかり閉めて冷凍
しかも復活させるときは、冷蔵庫でゆっくり自然解凍させてから容器に戻してよくかき混ぜるだけ!翌日には使うことができますよ^^
食べ物でも、ずっと冷凍しておくと味が落ちたり冷凍臭くなったりしますよね…。ぬか漬けも同じ。
冷凍庫の性能や開け閉めの頻度によって変わってきますが、私の家では3ヶ月くらいが限界でした^^;
なので、2~3ヶ月くらいの旅行なら、この対処法をぜひ使ってみてくださいね。
我が家では夏場の帰省(1週間)では念のため、このぬか床を冷凍保存する方法と取っています。もちろん帰ってから自然に解凍するだけで、美味しく復活してくれますよ♪
まとめ
「旅行などで留守にするときのぬか床の対処法」は期間によって違う!3つに分けて解説すると、- 2~4日間程度留守の場合
- 野菜を取り出して、ぬか床を押し固める
- ぬか床の表面をきれいにならしたら、容器の内側をきれいに拭いておく
- ぬか床をラップでおおう
- ふたをして密閉したら冷蔵庫へ
- ぬか床から野菜を取り出しておく
- ジップロックに空気が入らないようにぬか床を詰める
- しっかりチャックをして冷蔵庫で保存
- 1週間以上留守の場合
- 野菜を取り出したら、足しぬかをして固めのぬか床を作っておく
- ぬか床を押し固めたら表面をならす
- 容器の内側をきれいに拭く
- ぬか床の表面に塩をかける(1週間なら5㎜、2週間なら1㎝くらい)
- 塩の上からキッチンペーパーをかぶせる
- 冷蔵庫で保存
- キッチンペーパーと塩のついた表面のぬかは捨てる(塩がしみている部分は色が変わっているので、その部分も一緒に)
- ぬか床をよく混ぜたら捨て漬けをする
- 捨て漬けをしながら、2~3日様子をみる
※とったぬか床は冷凍し、後々足しぬかとして使うことができる - 1ヶ月以上(2ヶ月以内)留守の場合
- ぬか床に空気が入らないようにジップロックに詰める
- チャックをしっかり閉めて冷凍
でも何かを犠牲にしていたら、ぬか漬けライフをめいいっぱい楽しむことはできません!
私も前までは「ぬか漬けがあるし…。」を理由に出かけることをあきらめていましたが、今では夫と猫2匹で安心して色々出かけていますよ。
ぬか床は生きているので、正しい対処法と帰ってきてからのお世話をちゃんとしてあげれば元通りに戻ってくれます^^
だから、安心してお出かけしてくださいね!
Sayaさん、「旅行などで留守にする場合大切なぬか床をどう対処したらいいのか?」について分かりやすくまとめてくださりありがとうございました♪
我が家も年に2回1週間程の恒例の帰省旅行があるので、今回の内容を参考にすればMyぬか床も安心です~^^
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