発酵の意味を子供01

子供に、「発酵の意味」を聞かれると戸惑いますよね^^;


こんにちは。発酵食大好き主婦Sayaです^^

そういえば!私も子供のときに、母親に発酵の意味を聞いたことがあります。

祖母から、賞味期限の切れた発酵食品を貰った時のことです。母親と祖母のやりとりで「もともと腐ってるから平気!」と聞こえてきたことが、とても気になっていたんですよね。

「腐っているものを食べてもいいの?」から始まり、

母「発酵食品は大丈夫」
私「発酵食品って何?」
母「発酵した食品のことよ」
私「いったい発酵って何?」

という感じで、母を質問攻めにしたような記憶があります。

なぜ、そんなに覚えているのかというと、母親の回答が雑だったから(笑)

私の質問攻めに、母親は結局「とにかく発酵食品は食べていいんよ!意味なんて大人になれば分かる!」と回答を放棄。

私は、「なんで?」「もしかして母さんも意味知らないの?」と思いながら成長し、母親の言う通りある程度大人になって発酵の意味を知りました。

でも親として、できることなら子供の疑問に答えてあげたいし「もしかして意味知らないの?」と思われるのも嫌ですよね?

マゴキョンマゴキョン

そう!まずは自分がキチンと理解した上で、子どもたちに答えてあげたいものです。


ここでは、子供にも分かるように発酵の意味を解説してみました。お子さんに説明するときの参考にしてみてくださいね。

では、さっそく見てみましょう。




発酵とは?子供にわかりやすく説明する4つのポイント

発酵の意味を子供02

大人も子供も同じですが、身近なものを例に出すと意味を理解しやすいですよね^^

子供が理解できる説明=大人も子供も関係なく誰もが理解できる説明】になるので、よりわかりやすく例えを考えましょう!


では、発酵の意味を身近なものを例にして説明していきますね。

・・・とその前に、まずはあなたが発酵の意味をしっかり押さえておきましょう!これが分かっていないと説明できないですからね。

発酵の意味とは?
  • 発酵の意味1:微生物(菌・カビ・酵母)が食品を分解する働きで発酵・腐敗が起きる
  • 発酵の意味2:発酵は人に有益なもの、腐敗は人に有害なもの

最初は、子供に「意味1+人間にとって良いもの」という説明をしてあげましょう。一気に腐敗の意味まで説明をすると、こんがらがってしまうかもしれないので…。

発酵については、こちらの記事も参考にしてみてください。
発酵と微生物の働き!食品を美味しくする3つの関係とは?!


では、さっそく説明に入りますね。

「発酵の意味:その1」の説明はこうする!

まずは、発酵の意味1「微生物(菌・カビ・酵母)が食品を分解する働きで発酵・腐敗が起きる」を説明していきましょう。

1.微生物の説明をする

「この世界には、人間の目に見えないだけで小さな生き物がたっくさんいるのよ」「それは、とかカビって呼ばれているのね」

2.微生物が何で食品にいるのかを説明する

「菌とかカビも生きているから、ご飯を食べないといけません。だから、人間の食べ物をもらいに来るの」

3.食品を分解することを説明する

「人間はご飯を食べると、元気に動けるようになるでしょ。元気になった人は、お家を建てたり道路を作ったりできるよね」

「菌とカビも同じで、食べ物を食べて元気になると、その食べ物の中で色々なものを作りだすのね」

4.食品が元のものとは変化していることを説明する

「人間がお家や道路を作ると、その場所の景色は前と違う景色になるでしょ。菌やカビが、食べ物の中で色々なものを作った場合も同じなの」

「食べ物の中でいろんな物が作られたあとは、元の食べ物とはニオイや味が違うものになっている、というわけ」

「そして、その菌やカビが工事してくれた食べ物は栄養がたくさんあって美味しいから、人間の体を元気にしてくれるのよ」



ここまでが、発酵の意味の説明になります。いかがですか。これだと子供にでも、イメージできるのでは^^


あと、納豆を例にするのも説明しやすいかもしれませんね。

もともとは、ただの豆だったのが、菌がお豆を食べてネバネバとニオイを作っておいしくなったんだよー。」とか。


他にも、子供によって例えを変えてあげると、より分かりやすいかもしれませんね^^


ここで、子供に発酵の意味を分かりやすく説明するための要点をまとめてみますね。

ポイントは4つ

  1. 目に見えない小さな生き物がいるということを説明する
  2. 人間が生きるためにすることと、微生物が生きるためにすることを例を使って関連付ける(食事など)
  3. 人間の行動と、微生物の行動を例を使って関連付ける(物づくりなど)
  4. その行動によって前の食べ物から変化して、人間にとって良いものになるということを説明する

たぶん、これでも子供はここからたくさんの質問を投げかけてくると思います^^;そんな時は、もっと身近なものを例に出すと、理解してもらいやすいかもしれませんね。


それでは次に、腐敗の説明方法について見ていきましょう!



発酵の次に腐敗の意味も質問されたら?

発酵の意味を子供03

さて、子供の「発酵の意味って何?」という質問に、ちゃんと答えられたとします。

でも、子供はもっと疑問に思うかもしれません。

「菌とカビが付いたものは全部発酵?」
「カビが生えた食べ物は食べていいの?」

などなど…。

これは実際に、私のいとこに発酵の意味について教えたときに言われた言葉です。

たしかに先程の説明では、こんな疑問も生まれそうですよね。

そんなときは、発酵の意味を説明するときに省いた「意味2の部分つまり腐敗について」も例を出して、わかりやすく説明をしてあげるといいでしょう。

「発酵の意味:その2」腐敗についてはこう説明する!


「例えば、人間と同じように菌とカビも物づくりをするの。でも、悪い人が悪いことをするように、菌とカビにも悪いものしかつくらないヤツがいるのね」

「そんな悪い菌やカビが作りかえた食べ物は、カラダに悪いものになってしまっているのよ」

「できあがったものは、人間のお腹を壊したりする良くない食べ物になっているので、わたしたちは食べちゃダメなの」


などなど…。こんな感じでしょうか。


子供に発酵の意味を全て伝えるのは、とても難しいことです。特に、科学的なこととか…ね。でも、ポイントだけなら理解できると思いますよ。

発酵と腐敗の違いについては、こちらの記事にも目を通してみてくださいね。
発酵と腐敗の違いとは!?発酵食品に賞味期限があるのはナゼ?


それでは、これまで見てきたことをまとめてみましょう。

まとめ

  1. 子供に発酵の意味を説明するためには、あなた自身が簡潔に理解していること
  2. 子供に分かりやすい説明するには、身近な例えを入れてあげること

子供は次から次へと質問をしてきますよね^^;

私の伯母は、小学校の教師をしているので子供の頃いろいろな質問をしたことを覚えています。

ただ、担当教科が算数と国語だったので、発酵の意味については質問してもあまり意味がありませんでしたね…。母親と同じような回答でした。


子供は、疑問に思った時にすぐに知りたい!と思うもの。発酵について、分かりやすい説明ができると良いですよね!

ぜひ今回の記事を参考にして、子供さんに発酵の意味を説明してあげてください^^

マゴキョンマゴキョン

Sayaさん、発酵の意味を子供に聞かれたときの説明をまとめてくださってありがとうございました♪


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