「エリンギのぬか漬けって、どんな漬け方をすればいいの?」
こんにちは、発酵食品大好き主婦のsayaです^^
ぬか漬けといえば「野菜」のイメージがありますが、実はキノコも美味しいんですよね。
我が家ではエリンギのぬか漬けを作っているんですが、夫婦そろって「美味しい!」と好評の食材です。でもいざ作るとなると、漬け方に悩んでしまうんですよね。
生でいいのか、乾燥させたほうがいいのか…など^^;
そこで今回は、安心してエリンギのぬか漬けを作れるように
- 漬け方(生、乾燥、冷凍での違い)
- 切り方で楽しむ色んな食感
ではさっそく、漬け方から見ていきましょう。
エリンギのぬか漬けの漬け方とは?生、乾燥、冷凍で違いはある?
私はエリンギを- 生のまま
- 1日乾燥(日干し)
- 冷凍
なので漬け方は「干しエリンギ」で紹介しますね^^
干しエリンギの漬け方
- エリンギの石づきを取る
- 乾燥しやすいように切る
- 1日天日干しをする
- 干したエリンギをそのままぬか床に漬ける
- 時間をみて取り出し、軽く水ですすいでぬかをとる
- 水気をさっと拭き取って完成!
- 常温で6時間(25度くらい)
- 冷蔵や冬で12時間
さて、「干しエリンギ」で漬け方を紹介しましたが…。作り方がわかってスッキリした半面、「生と冷凍のエリンギの美味しさはどうだったんだ?」って気になると思います^^
なので、おまけで紹介していきますね。まずは「生のエリンギ」について。
生エリンギの漬け方
- エリンギの石づきを取る
- そのまま漬ける(※水洗いNG。エリンギが水を吸って美味しくなくなります^^;)
- 時間を見て取り出し、軽く水ですすぐ
- 水気を拭き取ったら好みの大きさに切って完成!
生エリンギは、なにも手を加えずにそのまま漬けられるので、作るのが一番楽なんですよね。ただ、エリンギの水分のせいでぬか床に水が…^^;
なので、エリンギを生でぬか漬け漬けするときは、ぬか床の状態に気を付けておくことをおすすめします^^
旦那の食いつきも、干したほうが断然いいですしね(笑)
生のエリンギは干しエリンギに劣るものの、十分美味しく食べることができます。でも、冷凍エリンギは絶対ムリ!
食感がブニュブニュで、エリンギの食感の良さはどこへやら…。しかも、味がまずい!
なので、作り方の紹介はやめておきます^^;(そもそも、キノコ系は冷凍したものを解凍するとマズくなるんですよね)
冷凍キノコは、火を入れる料理にはバッチリだと思うんですが…。解凍後の生は、やっぱりそうなんですね^^;
また、エリンギの切り方によっても、食感の違いを楽しむことができますよ。ここでは
- 縦切り
- 輪切り
- 手でさく
エリンギのぬか漬け!切り方と食感の違い
縦切りの場合
この切り方が、エリンギのシャキシャキとした食感を一番楽しめる!ただ、短めに切りましょう。長いと嚙み切るのに時間がかかります^^;
輪切りの場合
生のホタテのような舌ざわりと、茹でて引き締まったホタテのような食感が味わえる!太さもそっくりにすると、尚更…。
手でさいた場合
手でさくと、エリンギの繊維質がボコボコして歯触りがいい!でも、旦那に「見た目がちょっと…。」と言われたので、人前に出すときは止めといたほうが良いかも(苦笑)
ちなみに「縦切り」と「輪切り」は漬ける前でも後でもできますが、手でさくのは漬ける前にしたほうがいいですよ。なぜなら、漬けてしまうと柔らかくなってできませんので…。
さて次は、食べるのがもっと楽しくなる「エリンギの栄養と効果」について紹介していきますよ。
エリンギの栄養を紹介!ぬか漬けにして増えるのはどれ?
これから紹介するのは、生のエリンギ(100g)に含まれている栄養素です^^ちなみに、文部科学省「五訂増補日本食品標準成分表」を参考にしました。
たんぱく質 | 体の臓器を作る材料になる |
---|---|
脂質 | 体を動かすエネルギーになる |
炭水化物 | 脳や神経のエネルギーになる |
ナトリウム | ミネラルを血液に溶かすのを助ける |
カリウム | 体内のナトリウムを体外に出す、生活習慣病の予防 |
カルシウム | 骨や歯の材料になる |
マグネシウム | 皮膚を健康に保つ、血中コレステロールを減らす |
リン | 骨や歯を健康にする |
鉄 | 貧血を予防する、集中力を高める |
亜鉛 | 抜け毛や肌荒れを予防する |
銅 | アンチエイジング効果、生活習慣病の予防 |
マンガン | 疲労を防ぐ |
ビタミンD | 心臓や筋肉の働きを正常に保つ |
ビタミンB1 | 炭水化物の代謝を助ける、疲れやイライラを緩和 |
ビタミンB2 | 脂質の代謝を助ける、美肌効果 |
ナイアシン | 皮膚を神経を健康に保つ、二日酔いや冷え性を緩和 |
ビタミンB6 | たんぱく質の代謝を助ける、髪の毛、歯を健康に保つ |
葉酸 | 貧血や下痢の予防、免疫力を高める |
パトテン酸 | 免疫力を高め、疲労を回復する |
ビオチン | 髪の毛や肌を健康に保つ、食欲回復 |
パルミチン酸ダ | シワやニキビの予防 |
リノール酸 | 高血圧の予防、肌の保湿 |
グルタミン酸 | 疲労回復、肌の保湿 |
アスパラギン酸 | カリウムとマグネシウムの吸収を助ける |
もともと、ミネラルもアミノ酸も含まれていますし^^
それがぬか漬けにすることで、さらに
- たんぱく質
- 炭水化物
- ナトリウム
- リン
- 鉄分
- 亜鉛
- カルシウム
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- ビタミンB6
- ビタミンA
- ビタミンE
漬けておくだけで手間もいらないし、今後はぬか漬けでもどんどんエリンギを食べていきたいですね。
さて、ここまでいろいろと見てきたので最後にまとめておきましょう。おまけに、もう一つワンポントアドバイスもしておきますね^^
まとめ
- エリンギをぬか漬けにするときの漬け方は
- 干しエリンギの場合
- エリンギの石づきを取る
- 乾燥しやすいように切る
- 1日天日干しをする
- 干したエリンギをそのままぬか床に漬ける
- 時間をみて取り出し、軽く水ですすいでぬかをとる
- 水気をさっと拭き取って完成!
- 生エリンギの場合
- エリンギの石づきを取る
- そのまま漬ける(※水洗いNG)
- 時間を見て取り出し、軽く水ですすぐ
- 水気を拭き取ったら好みの大きさに切って完成!
- 干しエリンギの場合
- エリンギにはビタミンもミネラルも含まれていて、ぬか漬けにすることでもっと栄養が高まる。
エリンギのぬか漬けは、食べるときに洗うのが一番美味しく食べられるんですよね。だから、すぐに食べないときは「ぬかをつけたまま」にしておきましょう。
私も前に、夜用にと朝にエリンギのぬかを洗ってから保存しておいたことがあるんですが、水っぽくなって美味しさが半減していました^^;
せっかくいい具合に漬かっていても台無しになってしまうので、くれぐれも気を付けてくださいね…。
Sayaさん、エリンギのぬか漬けの漬け方や栄養についてまとめてくださりありがとうございました♪
これで、エリンギを安心してぬか漬けにすることができますね^^大変参考になりました!
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