「酒粕甘酒の作り方が知りたい」
「酒粕の良さを活かした甘酒を作りたい」
せっかく酒粕甘酒を手作りするなら、酒粕の栄養をぜんぶ摂り入れたいですよね。こんにちは、発酵食品大好き主婦のsayaです^^
もちろん私も、しょっちゅう酒粕甘酒を手作りして飲んでいますよ。酒粕には、美容成分がた~くさん入っているんですよね~。
これらを手軽にGetできちゃう酒粕甘酒は、美容に気をつかう女子にとって最強の味方!でも作り方を間違えると、酵素の働きを止めた「残念な酒粕甘酒」になっちゃうんですよ…。
そこで今回は、私も実践している「酵素を活かす酒粕甘酒の作り方」を紹介していきますね。
ぜひ、参考にしてみてください^^ では、さっそく見ていきましょう。
酵素を活かす酒粕甘酒の作り方とは?
なにかと注目されている「酵素」。美容だけでなく健康のためにも、体に摂り入れるよう勧められています^^最近では野菜スムージーだけでなく、酵素食品なども有名になっていますよね。でも実は、昔からある酒粕にも酵素がたっくさん含まれているんですよ。
それも100種類以上!
酒粕の効果効能について詳しくはコチラ。
⇒酒粕の効果効能12コとは?全部活かせる食べ方のポイント3つ!
実は酒粕甘酒を作るとき、あることに気をつけないと酵素の恩恵をうけることができないんですよ。
どんなことに注意すべきなのか。
酵素って熱にすっごく弱いので、高熱で加熱すると働きが止まってしまうんですよね。
酵素はタンパク質から出来ているので、60度以内の加熱が理想なんです。(70度を超えないように~)
ちなみに、一般的な酒粕甘酒の作り方はこちら。
一般的な酒粕甘酒の作り方
- 酒粕(100g)をお湯(400cc)にとく。(30分ほど放置すると溶けやすい)
- 酒粕が溶けたら、鍋にうつして加熱する。
- 加熱しながらショウガと、砂糖大さじ1~2をいれる。(ショウガと砂糖は好みで調節)
- 一煮立ちしたら完成!(アルコールが苦手な人のために、3~5分沸騰させることも)
酒粕甘酒の作り方は、こちらの動画でも確認できます。(2分05秒)
美味しい酒粕甘酒の作り方(アルコールを飛ばす方法も)
この作り方だと、酒粕甘酒を煮立たせているので酵素の働きは止まってしまいます^^;では、どんな作り方をすればいいのか…。
次に、私が実際にしている作り方を紹介していきますね。
酵素の働きをとめない酒粕甘酒の作り方
- 酒粕(100g)とお湯(400㏄)をミキサー(ミルサー)で混ぜる。
※お湯の温度は、ぬるま湯(お風呂のお湯程度)くらいがベスト - 混ざったら鍋に移し、大さじ1~2の砂糖(ハチミツでも可)を加える。
※ショウガや甘みの量はお好みで調節を - 弱火で1分くらい温めて完成!
※温度のムラや砂糖の溶け残しをなくすためにも、混ぜながら温めましょう
上記酒粕甘酒の作り方については、動画でもご覧いただけます。(1分56秒)
酵素を活かした酒粕甘酒の作り方
酒粕甘酒の作り方は、温度にさえ気をつければとっても簡単でしょ?
では次に、私がこの作り方をする際に感じたポイントをいくつか紹介しますね。
酒粕甘酒の作り方のコツ
ではさっそく、酵素を活かすために私が心掛けているポイントを3つお話していきますね。作り方のポイント1:酒粕は「練り粕」を使用
酒粕甘酒は、「練り粕」を使うことをオススメします^^しかも、熟成させたぶん「アミノ酸」や「ミネラル」なども多く含まれています!
なので、酒粕甘酒にすると、
- 「板粕」だと抜けたような味に
- 「練り粕」にすると味が締まったように感じる
どうしても「練り粕」がないときは、「板粕」や「バラ粕」をお湯につけて30分~1時間放置してください^^そうすると、やわらかくなって、混ざりやすくなりますよ。
作り方のポイント2:火加減
私は、ガス調理でもIH調理でも酒粕甘酒を作ったことがあるんです。そこで火加減について・・・、
ガスコンロの場合
ガス穴となべ底の中間に炎の先がくるくらいの火力がベストです^^鍋に炎の先が近付きすぎると、その部分が高温になるので気をつけてくださいね。IH調理の場合
保温~1くらいの火力で温めるとちょうどいいですよ。ガスと違って直接温められるので、このくらいの設定で十分温まります^^作り方のポイント3:飲むときに作る
一煮立ちさせて作る酒粕甘酒は、保存する容器を加熱殺菌しておけば3日ほど保存が可能です。実は、酵素の働きを止めない酒粕甘酒の作り方は、「酵母を殺さない」作り方でもあるんですね。
酒粕に含まれている酵母は、40度以上でほとんどが死滅してしまいます。もちろん、それ以上の温度で生きる酵母もいますが、本来の酒粕の状態を活かしたいなら、この作り方がピッタリなんです^^
酵母は単細胞生物で、糖を分解してアルコールと二酸化炭素を作ります。(アルコール発酵)
お酒の味や香りを大きく左右するのが、酵母なんですね。快適な温度は25℃だとか。
ですから、アルコールに弱い方はくれぐれも気をつけてくださいね。
つまり、体に良いことに違いはありません…。
なので、アルコールが苦手な方も、安心して加熱した酒粕甘酒を飲んでくださいね。では、ここまで見てきたことを最後にまとめておきましょう。
まとめ
- 酵素や酵母を活かす酒粕甘酒の作り方!
- 練り粕とぬるま湯をフードプロッセッサーで混ぜる
※板粕、バラ粕の場合は30分~1時間ほど湯につけて、柔らかくしてから混ぜる - 混ざったら鍋に1と砂糖(ハチミツでも可)を入れて、弱火で1分くらい温めて完成
※温度のムラをなくすため、混ぜながら温める
- 練り粕とぬるま湯をフードプロッセッサーで混ぜる
- 酒粕甘酒を作るときのポイント3つ!
- やわらかくとけやすい「練り粕」を使う。栄養や旨味も強いのでオススメ!
- ガス調理のときの火加減:ガス穴となべ底の中間に炎の先がくるくらいの火力
IH調理のときの火加減:保温~1くらいの火力 - 加熱消毒できないので、飲むたびに作る
でも、酵素がブームになりだして…せっかく酒粕は酵素&酵母が豊富なのに、それを活かせてないのが嫌だったんですよね…。
とはいえ、働いている酵素をとれているかどうかってよく分からないじゃないですか。(酵素は目に見えないし…^^;)
でも、酒粕甘酒をこの作り方で飲むようになってから、傷の治りが早くなった気がするんですよ。
酵素をそのまま活かせる塩酒粕のパワーはコチラ!
⇒塩酒粕の作り方は超簡単!私がやってる使い方やアレンジ法とは?
Sayaさん、酵素を活かす酒粕甘酒の作り方やコツについてまとめてくださりありがとうございました♪
私は米麹甘酒派だったんですが、酒粕甘酒も取り入れるようにしたらさらにお肌とお通じの調子が良くなったんですよ!
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