「二杯酢と三杯酢の違いを教えて!なにがどう違うの?」
こんにちは。「お酢が大好き」な発酵食品勉強中の主婦Maiです♪
料理番組でよく、二杯酢や三杯酢という名前を耳にしますよね?
聞いたことはあっても、実際のところ「二杯酢と三杯酢の違いを答えよ」とテストに出たらきっと、あいまいな回答しかできませんよね^^;
いかにも!家庭科のテストに出そうです~(汗)
ではさっそく「二杯酢が一体何者なのか」を一緒にみていきましょう。ひとつずつ正体を明かしていけば、二杯酢と三杯酢の違いがわかるはず♪
二杯酢と三杯酢の違いとは?
そもそも、二杯酢や三杯酢というのは「あわせ酢」といわれるものなんです。つまり、お酢にプラス調味料を加えたものをいうんですね…。そして、二杯酢と三杯酢の名前に関してもヒミツが隠されています!その話は、のちほどにしておこうかな^^
まずは、二杯酢とは何かをお話していきますね。
「もう!二杯酢と三杯酢の違いを早く知りたいのにっ」と、プンプンしなさんな。(してませんけど…)違いだけを話すなら、10秒で終わってしまうのでね。(おおげさです~^^;)
まずは、1つずつゆっくりみていきましょう^^ではお待たせしました、二杯酢の正体がコチラ!
二杯酢とは?
二杯酢という名前よりも、「酢醤油(すじょうゆ)」の方が聞きなれているかもしれませんね。餃子のつけタレと言えば、酢醤油!
なので酢醤油(すじょうゆ)のほうが、ピンときやすいかも?(イヤイヤ。今回は二杯酢で・・)
そして二杯酢は甘みがない代わりに、食材にコクを与えてくれます。
お酢と醤油のみなので、サッパリとして「ザ・酢の物」といった感じですよね~。私は”ワカメときゅうりとタコの酢の物”がオススメ♪
二杯酢の配合はもともと同量ですが、実際に食べやすいのは”お酢3:醤油2”なんですね。で、さらにお塩を少しいれて調整する場合もあります。
ここで「やーめたっ」とならずに、もう少しお付き合いくださいね。まだまだマメ知識をご紹介していきますので。(ほんまかいなっ)
ではさっそく、三杯酢の正体がコチラ!
三杯酢とは?
ちなみに私は、三杯酢のほうがよく使っているかもしれません。三杯酢は、甘みが加わるので子供向けだからかな…。
そして、もずく酢もよく作る私。市販のタレがついているもずく酢も美味しいんだけど、生のもずくに三杯酢をかけるのもオススメ。
もちろん、自分で作った三杯酢をね♪ 一度試してみてはいかがでしょうか^^
三杯酢をさらにバージョンアップさせるならこちらも♪
⇒三杯酢の割合とは?昆布酢をつかった黄金比を覚えてプロの味!
なぜ、二杯酢・三杯酢とよばれているのか。「うんうん。なになに?」
それは、三杯酢をつくるときに盃(さかずき)で「お酢一杯、醤油一杯、みりん一杯」という風に一杯ずつ計三杯合わせていたそうです。(ここはあえて漢数字で)
そこから、三杯酢と呼ばれるようになったんだって。二杯酢も同じ理由でそういう名前になったんだね。
「ヒミツを暴露というわりには、ちょっとね~」と、ザンネンに思ったあなた!申し訳ないので、二杯酢と三杯酢の違いをサクッとおさらいしましょう♪
- 二杯酢は、お酢と醤油を合わせたもの。
- 三杯酢は、お酢と醤油とみりんを合わせたもの。
- 本来は、それぞれが同量だけど・・・
二杯酢=お酢1:醤油1 / 三杯酢=お酢1:醤油1:みりん1 - しかし今では食べやすくするために・・・
二杯酢=お酢3:醤油2 / 三杯酢=お酢2:みりん2:醤油1
という風に、時代と共に分量もかわっていっているんですね。でも、ひとそれぞれ好みがちがうので、色々試してみてもいいかもしれません!
結論からいうと、二杯酢と三杯酢の大きな違いは”甘みの有無”です~♪
なので、テストに「二杯酢と三杯酢の違いを答えよ!」といわれた場合は、胸を張って答えてくださいね!(なかなかそういう機会もないけど…)
というわけで、以上が二杯酢と三杯酢の違いについてでした。って、めっちゃ終わるの早いよな~。さすがにこれだけだと申し訳ないので…。
ここで「二杯酢、三杯酢…」ときたらもう一つ、土佐酢についてもお話しておこうかな。
酢の物をワンランクアップ!土佐酢とは?
土佐酢というのは、あわせ酢の仲間なんです!つまり・・・
- 二杯酢
- 三杯酢
- 土佐酢
- 三杯酢にかつお節を加えたものを土佐酢という。
- 土佐(高知県)がかつお節の名産地であり、かつおダシを使っているので土佐酢とよばれている。
- 基本の土佐酢は、お酢大さじ3:砂糖大さじ2:醤油大さじ1、さらにかつお節3gを加えてひと煮立ちさせ、かつお節をこせば完成。
- だしのうま味が加わるので、アッサリした魚介類の和え物に最適。
土佐酢は、ダシが入っているので色んな料理に使えそうですよね。ちなみに今回は、土佐酢をつかってほうれん草としらすの和え物を作りましたよ^^
~とてもお上品な和え物になりました~
和え物といえば、お酢を入れるイメージはありませんよね。でも土佐酢にはかつおダシが入ってるので、すっぱさが邪魔になることはありません。
土佐酢は、多めに作っておいて冷蔵庫で保存しておいてもいいかもしれませんね。毎回ダシをとるのは面倒なので…^^;
土佐酢は約2週間保存可能。ストックしておくと色んな料理に活用できます!
三杯酢の応用編、土佐酢もマスターしておくとお料理のレパートリーがすっごく広がりますね~♪
いつもは適当に作っていた酢の物も、二杯酢・三杯酢・土佐酢を使いこなすことで、無限に広がっていきますよね。
というわけで、これまでのお話をサクサクッとおさらいしましょう!(実は2回目)何度も振り返るのはとーっても大事なんですよ~♪
まとめ
- 二杯酢と三杯酢の違いについて
- 二杯酢は、お酢と醤油を合わせたもの。
- 三杯酢はお酢と醤油とみりんを合わせたもの。
- 二杯酢と三杯酢の決定的な違いは、”甘み”があるかないか。
- 三杯酢は、みりんの代わりに”砂糖を代用”することもある。
- 土佐酢は、三杯酢に”かつおダシ”を加えたもの。
- 二杯酢は、甘みがなくサッパリしているので魚介の酢の物に合う。
- 三杯酢は、甘みがあるのでもずく酢や南蛮漬けやところてんに合う。
- 土佐酢は、ダシが加わりうま味が増すことで、さっぱりした魚介類の和え物に合う。
二杯酢、三杯酢の違いを学べたことで、絶品”酢の物名人”になれた気がします!(いや、なったね)
そして、土佐酢の美味しさも堪能できたので「もう満足、満足…^^」
- スッパイが好きな人は、二杯酢!
- 甘スッパイが好きな人は、三杯酢!
- うまスッパイが好きな人は、土佐酢!
Maiさん、二杯酢と三杯酢の違いについて分かりやすくまとめてくださりありがとうございました♪
これで酢の物の味が、毎回バシッと決まりますね!そしてあなたも”酢の物名人”間違いなしでしょう♪
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