「キムチって辛いだけじゃない?」
「カラダに良いことがたくさんありそう!」
こんにちは。発酵食大好き主婦Sayaです!キムチといえば韓国の料理ですが、日本でも人気ですよね。
私は、韓国語を習うくらい韓国が好きなので、もちろんキムチもよく食べます。ちなみに、「韓国の人がつくるキムチを食べるという」こだわり付きです。
ところで、韓国でも日本でも人気の「キムチ」にどんな効果効能があるか、ご存知ですか。
今回ご紹介する「キムチ」の効果効能を知って、もっともっと「キムチ」を好きになってほしいですね^^
なんてったって、私は「キムチをもっと広め隊」代表ですから^^(自称)
でも、残念ながらキムチの効果効能と言っても「本物の作り方」のキムチでないと意味がないんです。
私もホンモノのキムチ作りを習ってきました♪
⇒キムチの作り方とは?本場の味を韓国釜山出身の先生から教わりました!
もちろん、最後には「キムチの美味しい食べ方」もシェアしますよ!ではまず先に、キムチの効果効能から見ていきましょう!
美味しいだけじゃない!キムチの効果効能5つとは?
突然ですが、キムチってどういう食べ物なのかご存知ですか。キムチ(김치)は、野菜を塩漬けにしたあと唐辛子・魚介の塩辛・ニンニク・ショウガなどと一緒に漬けた漬物のことなんですよね。
ですから、漬けた野菜によってキムチの名前はもちろん、効果効能も変わってきます^^
たとえばキムチの名前だと、
- ペチュキムチ(배추김치):白菜のキムチ
- オイキムチ(오이김치):キュウリのキムチ
- カクトゥギ(깍두기):大根のキムチ(日本ではカクテキと呼ばれていますね)
になりますよ^^
他にも種類がたくさんあるんですが、ただ「キムチ」と呼ぶときには、基本的に「白菜のキムチ」のことを指します。
ですから、ここでは白菜を使ったキムチの効果効能について紹介しますね!
では、さっそくキムチの効果効能をざっくり見てみましょう。
- 免疫力を高める
- 疲労回復効果
- 便秘解消効果
- 美肌効果
- ダイエット効果
キムチの効果効能を見ると、韓国の人が美しいのも納得ですよね^^
ここからは、キムチの成分も一緒に、効果効能を詳しく見ていきましょう!
キムチの効果効能その1:免疫力を高める
免疫力を高めるキムチの成分はコチラ。
- ニンニク「アリシン」:においの元になる成分で、抗菌作用がある
- しょうが「ジンゲロール」:新陳代謝をよくする、体を温める
- 唐辛子「カプサイシン」:抵抗力を高める
- 塩辛「タウリン」:糖をエネルギーに変えて、代謝をよくする
- 塩辛「アスパラギン酸」:エネルギーの代謝をよくする
野菜を漬ける液に効果効能があるんですね。ちなみに韓国では、この液のことをヤンニョム(양념)と呼んでいて、家庭によって味が違うんですよ^^
基本的に、北(ソウルなど)はさっぱりしていて、南(ブサンなど)はしょっぱくて辛いです。
キムチの効果効能その2:疲労回復効果
疲労回復効果につながるキムチの成分はコチラ。
- ニンニク「アリシン」:ビタミンB1の吸収を高める
- ニンニク「ビタミンB1」:糖をエネルギーにするときに使われる
- ニンニク「アリチアミン」:「アリシン」と「ビタミンB1」が合体した成分で、ビタミンB1と同じような働きをする
- 塩辛「タウリン」:アミノ酸の一種で、身体を正常な状態にする「ホメオスタシス」の働きを高める
- 唐辛子「カプサイシン」:血行がよくなり発汗すると疲労回復効果が高まる、安眠効果
- 白菜&塩辛「ナイアシン」:糖や脂質からエネルギーをつくる
キムチといえば「ニンニク」と「唐辛子」ですよね。疲労回復効果のある、この2つの食材が合体した「キムチ」は最高の元気食品です!
暑くて夏バテしそうなときでも、キムチを食べると食欲が増しますし、体が軽くなるような気がするんです^^
キムチの効果効能その3:便秘解消効果
便秘解消効果につながるキムチの成分はコチラ。- 「ラクトバチルス乳酸菌」:乳酸菌の一種。胃酸に強いので、生きたまま腸内に到達し善玉菌を増やす
- 白菜「食物繊維」:便秘解消効果が期待
キムチの乳酸菌は、ヨーグルトのなんと100倍もあるんですよ!しかも、生きたまま腸内に届く「ラクトバチルス乳酸菌」がいるなんて心強いですよね^^
日本ではニンニクのにおいが気になって、なかなか食べられませんができれば毎日食べたいですよね…。
キムチの効果効能その4:美肌効果
美肌効果につながるキムチの成分はコチラ。
「キムチ=白菜のキムチ」が成り立っているのは、白菜自体に美肌の効果効能があるからでしょうね。韓国の人は「美」に対する関心がとても高いですから^^
キムチの効果効能その5:ダイエット効果
ダイエット効果につながるキムチの成分はコチラ。
- 唐辛子「カプサイシン」:脳の神経を刺激し、褐色脂肪細胞の働きをよくするので代謝があがる、脂肪を燃料させる「リパーゼ(酵素)」を活性化する
「キムチのダイエット効果の成分がカプサイシンだけ?」と思うかもしれませんが、唐辛子をあなどってはいけません…!
唐辛子1gを摂るだけで、なんと運動を30分したときと同じ効果を得られるんですよ!
甘いものが好きでよく食べているにもかかわらず、体重が増えることがないのはキムチのおかげに違いありません!
キムチは、韓国で昔から愛されている食品です。男性も女性も肌が綺麗な人が多いですし、これもキムチの効果効能のおかげなんでしょうね^^
さて、この効果効能を100%得たいなら「本物」のキムチを食べることが大切です。本物でないと、紹介したこれらの効果は期待できません^^;
そこで「本物のキムチとは何なのか」「売られているキムチはダメなのか」ということが気になりますよね?
次は、これらについて見ていきましょう。
ついでに、本物のキムチをゲットしたときのために、私の韓国語の先生から教わった「キムチの美味しい食べ方」も紹介しておきますね^^
「本物」のキムチとは〇〇である!美味しい食べ方とは?
突然ですが、日本で販売されているキムチの原材料を見たことありますか?実は、日本で売られているほとんどのキムチには
- 砂糖
- 酢
- 水あめ
- アミノ酸などの調味料
- 酸味料
- 増粘多糖類
などが含まれています。
一方、韓国の人がキムチを手作りするときに使う原料は、基本的に
- 塩
- 唐辛子
- ニンニク
- しょうが
- エビや魚の塩辛
がメインです。
つまりは、野菜についている乳酸菌の発酵する力で「キムチ」ができるんですね。
そのときに、酸味やアミノ酸などが生まれるので、日本のキムチのようにわざわざ入れる必要はないんですよ!
つまり、発酵風の調味料を入れている日本のキムチは「キムチ風の漬物」ということ。
日本の「キムチ風の漬物」も美味しいですけど、キムチの効果効能を100%得たいなら、やはり「本物のキムチ」が良いのです^^
そして「本物のキムチ」かどうかの見分け方は簡単!
素材以外に入っているものは、不要なものなので見分けやすいと思います。
最近では、韓国の人がつくって販売しているお店も多くなりましたし、「本物のキムチ」の入手は比較的簡単ですよね^^
さて、「本物のキムチ」を無事にゲットできたとしましょう。
意気揚々と食べたのはいいけど、きっと「酸っぱい!」「美味しくない!」と感じると思います。
本物のキムチは、乳酸菌がたくさんいるので酸っぱいのが特徴なんです。さらに、時間が経つほどより酸っぱくなっていきます^^;
効果効能を100%得るなら、熱に弱いビタミンCのことを考えてそのまま食べたほうが良いです。でも、私たち日本人は本物の酸っぱいキムチを食べ慣れていないですよね?
乳酸菌も、熱に弱いですしね・・・!
私も実はそのうちの一人でした^^;
そこで、韓国語の先生(本場韓国の人)に食べ方を聞いてみたんですよ。せっかくなので、先生に教えてもらった食べ方をあなたにも紹介しますね。
- 炒め物でつかう
- チゲ(찌개)にする(日本でいう鍋)
- キムチを軽く洗いご飯をまいて食べる(野沢菜のおにぎりの感覚)
韓国では、冬に1年分のキムチをつくります。それを1年かけて食べるので、最後のほうは発酵がかなり進んで酸っぱいんですって…。
そんなとき韓国の人は、上のような食べ方をするそうです。あなたも、酸っぱくてそのまま食べられないときは試してみてはいかがですか。
ちなみに、私のオススメはキムチおにぎりです。ゴマ油をご飯に混ぜると、より美味しいですよ!
では、これまで見てきたことをまとめましょう!
まとめ
キムチの効果効能は5つ- 免疫力を高める!
- 疲労回復効果!
- 便秘解消効果!
- 美肌効果!
- ダイエット効果!
キムチの効果効能を存分に得るなら、きちんと発酵したキムチを食べることがポイント。
「酸っぱいキムチはちょっと…」という場合は、
- 炒め物
- チゲ
- 軽く洗ってご飯を巻いたキムチおにぎり
このように食べると、最後まで美味しく食べられちゃいます。(実際に本場の食べ方でもある)
日本にはたくさんの種類のキムチがありますが、ほとんどに砂糖が使われています。本物のキムチを初めて食べると酸っぱく感じてしまいますが、慣れてくるとそのまま食べられるようになりますよ!
ただ、食べすぎには注意してくださいね。
実は、私は一気に食べ過ぎてお腹を壊したことがあります^^;いくら健康に良くても、大量に食べると体調を崩してしまい本末転倒ですからね!
Sayaさん、キムチの効果効能ついてまとめてくださりありがとうございました♪
オイキムチについてはこちらへ!
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