「シチューのルーがなくてもできるってホント!?」
「味噌を入れたシチューってヘルシーっぽいけど美味しいの?」
こんにちは。仕込んだ味噌がたんまりあると幸せな発酵家庭料理研究家のまごきょんです(●´ω`●)
そう。「クリームシチュー」っていつもどうやって作りますか?
「市販のシチューの元?ルーを使ってます~」
あ、普通はそうですよね。ですが今回ご紹介するシチューは、なんとルーを使わないんです。しかも、鶏つくねとシチューにお味噌を入れるんです。
どんなお味かって?そりゃもう、癖になるマイルドでカラダに優しくて絶品!味噌の発酵パワーがたっぷり詰まった、寒い季節にリクエストが多い我が家の定番メニューです♪
ということで、作り方はとっても簡単!美味しくなるコツも交えながら、さっそくご紹介しますね。
味噌を使った鶏つくね豆乳シチューの作り方!
味噌入り鶏つくね豆乳シチューは、意外と簡単!次の4ステップで完成しますよ♪- 鶏挽き肉の下ごしらえ(甘酒で醸しておく)
- シチューを作る
- シチューの材料が柔らかく煮える間に、鶏つくねだんごを作る
- シチューと鶏つくねと合わせて仕上げる
それでは、材料と作り方を詳しく見ていきましょう♪
材料 4人分
シチュー
- 玉ねぎ:1個
- 大根(※):1/2本(カブ・白菜・かぼちゃ・さつま芋などでも)
- 人参:中1個
- しめじ1/2パック(エリンギ・椎茸・舞茸などでも)
- 米粉:大さじ4(微調整あり)
- 豆乳:200cc
- 水:600cc
- 味噌:大さじ2
- 天然塩:小さじ1
- 白コショウ:適量
- なたね油:大さじ1
鶏つくね(約15~20個分)
まずは、お肉を醸す(下ごしらえ)ところからですよ~♪
作り方
- 鶏挽き肉と甘酒をビニール袋に入れたらよく揉み込み混ぜ合わせ、一晩冷蔵庫で寝かせます。(最低でも4時間以上)
- シチューから作っていきます。まずは材料をそれぞれカットしましょう。
- 玉ねぎ:くし切り
- 大根:サイコロ状
- 人参:サイコロ状
- しめじ:石突きを取ってほぐす
- 大きめのお鍋になたね油を熱して、まずしめじ(きのこ類)を炒めます。その後、野菜類を炒めましょう。
- そこへ塩小さじ1を入れ良く混ぜ合わせます。さらにお水300ccを回し入れ、蓋をして弱火で蒸し煮状態に。
(こちらはさつま芋バーション) - 材料が柔らかくなる間に、鶏つくねを作ります。
- ボウルに甘酒で醸した鶏挽き肉、椎茸(みじん切り)、米粉、味噌(玉ねぎ味噌)を入れて、粘り気がでるまで混ぜ合わせましょう。
※ちなみにこの状態でビニール袋に入れ、冷蔵庫で寝かせておくこともできます。(半日くらい) - フライパンになたね油を熱して、つくねを焼いていきます。スプーンを2コ使うと、手を汚さずに丸めながら焼くことができますよ。
※つくねを焼きながら、シチューの材料が焦げ付かないよう混ぜ合わせながら様子をみます。 - スプーンの背を使い、つくねを平たくして火の通りを良くします。焼き目がついたら裏返して、蓋をして2~3分ほど蒸し焼きに。すべての鶏つくねを焼いておきましょう。
- 米粉は100ccの水、味噌は豆乳200ccで別々に溶いておきます。
- シチューの材料が柔らかくなっていたら、いったん火を消し水溶き米粉を入れてよく混ぜ合わせましょう。さらに、残り200ccのお水で米粉をさらうようにして、お鍋にいれ全体をよ~く混ぜ合わせます。
- 再度フツフツと沸いてきたら、焼いておいた鶏つくねと豆乳で溶いた味噌を入れ混ぜ合わせましょう。
- 仕上げに、白コショウで味を整えたら完成です♪
お肉を甘酒に漬けておくことを醸(かも)すと言っています。甘酒の発酵&酵素パワーで、お肉の旨みと栄養がアップし消化しやすい状態になるのです。
- 味見をして、薄いようなら味噌を足す。
- とろみが足りないようなら、水溶き米粉を足す。
ところで、冒頭でもお話した「美味しくなるコツ」ってなんだと思いますか。もちろん上記のレシピ内で登場していました。
そう!材料をたっぷりの水から煮るのではなく「蒸し煮」にしていましたね。
蒸し煮(重ね煮)のすすめ
そもそも我が家では、10年くらい前に重ね煮という手法に出会ってから、- 味噌汁
- カレー
- シチュー
- きのこ類・海藻類
- 葉物・果菜類
- 根菜類
- 肉魚類
重ね煮や蒸し煮は、お野菜がとっても早く柔らかく煮えるんです!それに驚くほど美味しい~♪
ダッチオーブンやル・クルーゼ、無水鍋などを使うと、まったく水を入れずにつくることができますよ。
この重ね煮を知ってからは、野菜を煮るときは天然塩と少しのお水を使ってできるだけ蒸し煮をしています。あまり細かい点は気にしていません。(笑)
重ね煮の一番大切なポイントは、お野菜に感謝して「ありがとう~♡」と言いながら調理すること!これだけは、いつも守っています。
素材の旨みや甘みを最大限に引き出してくれる重ね煮(蒸し煮)。ぜひ、気楽に試してみてくださいね♪
それでは、最後に今回の内容を振り返っておきましょう。
まとめ
- 鶏つくね豆乳シチューは4ステップで完成!
- 味噌の発酵パワーを活用するのでルーを使わなくても美味しい!
- 甘酒の発酵パワーで醸された鶏つくねはフワフワで美味しい!
- 野菜を煮る時は、素材の旨みを最大限に引き出してくれる蒸し煮(重ね煮)がおすすめ!
- 蒸し煮や重ね煮するときは、いつも感謝のココロで!
ちなみに、白味噌でも赤味噌でもOK。鶏つくねを作るのがめんどうな時は、鶏もも肉や鶏ムネ肉でもOK♪
こちらを参考にして下さいね。
⇒肉を柔らかくする最強の方法とは?旨みと栄養価もアップします!
とても柔らかくて、ジューシーなお肉になりますよ!ポイントは、醸されて引き出された旨みを閉じ込める意味でも、焼いてからシチューに入れること。
寒い季節に暖まるのはもちろんのこと、お野菜を美味しく食べられるので味噌で作るルーいらずのシチューは本当におすすめです。ぜひお試しあれ!
しかも、胃もたれまったくナシ!コクがあるのに、あっさりですよ~♪
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